今日、働くことについて考えたこと(新しい情報を得ること)
今日、考えたことは、新しい情報を得ることです。
1.得られる情報の本質は変わらない
最近思うのが、人間の本質というのは、古代から変わっていないのではないかと思います。生まれて、愛し、憎しみ、苦しむ、喜ぶ等をいろいろと経験して、最後死ぬということは、本質的には今も昔の人も変わっていないと思います。
また、いわゆる「良い行い」というのも、肯定する理由の中身が変わっただけだと思います。昔は、素朴に神が見てくれるからなど宗教に基づいて良い行いを行っていましたが、今は、どちらかというと、脳科学的に良いとか遺伝子を残す意味でメリットがあるといった科学的な説明もされます。理由に関する説明が違うだけで、情報が得られたことによる行動の結果には同じです。今の人の方が多少説明が合理的と言えそうですが、わからないところは、結局よくわからないのは今も昔も変わらないと思います。
情報の本質というのが、得られてなんらかのアクションが伴うものだとすると、情報の本質は今も昔も違わないと思います。
2.人間の本質は変わらないのになぜ新しい情報が必要なのか
情報の本質が一緒なのであれば、なぜ、新しい情報を常に得る必要があるか考えてみます。
結論から先に述べると、情報の焼き直しというのが情報の宿命だからだと思います。
イメージは、昔の古い曲を、今のミュージシャンが現代風にアレンジするようなものです。情報について、その時代に合わせて再解釈するというのは、ある意味必然的に行われるプロセスなのだと思います。
古い情報で事が足りるとすれば、新しい情報は不要なはずです。それでも新しい情報を得ようとするのは、昔と今では、時代背景や前提が異なるからです。前提が変わると再解釈される必要があるのが、情報の本質なのです。ただ、再解釈されても、人間が行なっている営みは変わらないと思います。そこに虚しさがあるかもしれません。
以上が本日考えたことです。最後までお読みいただきありがとうございました。
今日、働くことについて考えたこと(よく準備すること)
今日、考えたのは、よく準備することです。
大きな仕事、小さな仕事、どんな仕事であれ、よく準備をするというのは、重要ですが、今日はそのことを考えました。
1. よく準備するには~失敗をイメージする
よく準備することが、良いことだとわかっていものの、なかなかどいう方法で迷ってしまい手がつけられないことがあります。
そいうときには、失敗することをイメージして準備した方が心構えとして効率的かと思います。たとえばプレゼンの準備をしている場合に「こういうことを突っ込まれて失敗してしまうのではないか」、「あのような失言をしてしまうのではないか」とか失敗したことをイメージするのです。
一般的に人間というのは、損失をする方に過敏に反応しやすいと言われています。いわゆるプロスペクト理論です。
損失をイメージすると、何が何でもその損失を避けようとして、失敗してしまうパターンを自然に思いつくと思います。準備として、それをつぶしこめば良いのです。
2.よく準備をする~成功をイメージする
逆に成功をイメージするという方法もあります。認知的不協和理論を使った方法です。
たとえば、まだ、合格していないのに合格体験記を書くという方法です。合格体験記を書くと、どのようにすれば、その資格に合格したのか自然にやるべきことを思い浮かべることができるという方法です。但し、この方法は、目標が達成したような気になってしまい、結局サボってしまうというリスクもあるので注意が必要たと思います。したがって楽観的な性格の人には向かないような気もします。
以上が今日考えたことでした。
最後に、以下の本によると、一流の音楽校に入るには、才能ではなくどれだけ努力する時間をかけられたかということだそうです。失敗するイメージであれ、成功するイメージであれ、どれだけ準備に時間をかけられたかだと思います。
- 作者: マルコム・グラッドウェル,勝間和代
- 出版社/メーカー: 講談社
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日、働くことについて考えたこと(あえて苦労する)
今日考えたことは、あえて苦労することです。
1. あえて苦労するとは
あえて苦労をする人というのは、苦労する必要ないのに苦労している人といえます。そんなことをしていたらまわりから、ちょっとうっとおしいと思われてしまうと思います。
そう考えるとあえて苦労する場合は、周りにあまり迷惑かけないとか、ちょっと考えるところがありそうです。
2.あえて苦労する場合の留意点
あえて苦労する場合、二つのことに留意する必要があると思います。
まずは、あまり人の迷惑にならないものがいいと思います。人の迷惑になるというのは、承認欲求をちらつかせるようなものです。たまに「俺こんなに苦労している」感を出してくる人がいますが、そういう人にはなってはならないと思います。
ドラえもんの道具で、「くろうみそ」という道具がありますが、これは、未来の人があえて苦労したいが、まわりに迷惑をかけないように出来た道具なのではないか(笑)と思います。
その次に、新しい分野に挑戦するというものです。自分の知らない新しい分野に挑戦をし、苦労するということも、有益です。そういう分野への挑戦について、文句を言う人というのは限られています(文句を言う人というのは、それによって、自分の領域が脅かされてしまう人です。そういう人には、少しづつ、巻き込んでいけばいいと思います)。その新しい分野が特に重要であるという結論が出ているのであれば、挑戦して苦労するというのもありだと思います。
以上が今日考えたことでした。
今日言いたかったのは、あえて苦労するということは、他人との関わりを踏まえることが必要ということです。自己都合で苦労するのは周りが迷惑します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日、働くことについて考えたこと(変えられる運命と変えられない運命)
今日、考えたのは、変えられる運命と変えられない運命です。
自分の親を含めて、生まれて来た前提というのは変えることができません。そのことについて考えました。
1.自分の選択は、置かれている環境にどうしても影響してしまうこと
自分では選択することのできない情報に影響を受けて生きていると思います。たとえば、学校、親、もろもろ自分が生きているときに流されるマスメディア、本などです。それらが与えられる情報に受けながら、いろんな選択を行って人生を歩んでいるので、人生は、所詮すべて決まっているのではないかと思ったりもします。
一生懸命考えたとしても、所詮自分が見えている、知っている範囲の中でしか自分たちは判断することができません。
なにかの本で読んだのですが、ハリウッドのあるプロジェクトチームが、まったく人間が全く想像したことがない宇宙人を作るように指示されました。そのプロジェクトチームで一生懸命考えましたが、結局どこか人間が知っている動物や生物に似ていて、そのような生物が作れなかったそうです。
以下の本は、商業で繁栄したブッデンブローク家が衰退していく話ですが、衰退というあがらうことのできない運命を感じてしまいます。
2.それでは何もしなくていいのか
それでは、もう運命ですべて決まっているのだから、何もしないという選択肢ができるかというとそんなわけはないと思います。それでも、一般的には、自分で運命を切り開いていこうという気持ちも持ち合わせていたりするものだと思います。
自分の置かれている環境を責めずに、一生懸命もがいてその環境から抜け出そうとしている人はたくさんいます。
運命というのは変えられるのか、変えられないのかはよくわかりませんが、変えられると思っている人の方が、尊敬されると思います。
以上が今日考えたことでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日働くことについて考えたこと(当事者意識を持つ)
今日、考えたことは、当事者意識を持つということです。
仕事において、当事者意識を持つというのは、難しいことです。組織に所属していると、どうしても、その外に出て、問題を解決してやろうと思える人というのはなかなかいません。しかし、本当に評価されるのは、当事者意識を持った人です。
1. 当事者意識を持つとは
先日、以下のようなクリーニング会社が、「カンブリア宮殿」で紹介されていたそうです(私は見られませんでした)。
カンブリア宮殿のホームページでは以下のように紹介がされていました。
クリーニング業界が斜陽産業へと傾く中、宅配クリーニングで急成長を遂げる会社がある。兵庫県西脇市に拠点をおく「東田ドライ」だ。町のクリーニング店としても地元客に絶大な信頼を集めるが、4年前に始めた宅配クリーニング「リナビス」もまた評判を呼び、全国的にファンが拡大。(~省略~)手間暇を惜しまない「おせっかいクリーニング」で業績を上げる
ここでいう「おせっかいクリーニング」とは以下のようなサービスのようです。
「ほつれ修繕無料」「シミ抜き無料」「ボタンの取り付け無料」など、かゆいところにまで手が届く“おせっかいクリーニング”
当事者意識をもつというのは、まさしくこのようなおせっかいだと思います。やらなくてもいいのに、あえてやるということだと思います。
2.当事者意識をもつとリーダーシップを発揮できる
当事者意識をもつというのは、リーダーシップの必須要件だと思います。なぜかというと事者にならないと、わからないこと・解決できない課題があるからです。野球もいつまで見ていても、野球が出来るようになるか別であるのと一緒です。
アマゾンでもリーダーシップ・プリンシパルの一つに以下をあげています。
Ownership
リーダーにはオーナーシップが必要です。リーダーは長期的な視野で考え、短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしません。リーダーは自分のチームだけでなく、会社全体のために行動します。リーダーは「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしません。
リーダーシップを発揮するには、当事者意識を持つことが必要だと思います。
以上が、今日考えたことです。最後に、リーダーシップというのは、どれだけ問題意識があるかに依存します。世の中の有名なリーダーは、ほぼ間違いなく、いろんな課題に首を突っ込んでいます。当事者意識が高いのです。もちろん、無理のない範囲でやる必要があるとおもいますが、どれだけ当事者意識を持てるかというのは、これからのビジネスパーソンとしては、必須だと思いました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日、働くことについて考えたこと(人生山あり谷あり)
今日考えたことは、人生山あり谷ありです。
仕事をしていると、調子の良い時と悪い時がかならずあります。そのことについて考えました。
1.調子の良いときの心構え
あえていうまでもないですが、ずっと良いことが続くというのは、なかなかないです。この時は、むしろ注意するべきです。
口当たりの良いお菓子やジュースが徐々に体を蝕んでいくように、調子の良いときというのは、いろいろなことを怠けさせるのです。そのようなリスクを感じとって、敢えて良い時でも苦しい挑戦をする人もいます。ダイエットも、見た目をよくしたいというだけではなく、あえて苦しんでみるという意味があるのかもしれません。良い時は、常に今後どのようなリスクがあり得るのか考えると良いと思います。
2.調子の悪いときの心構え
一方、人生ずっと悪いということはありません。調子の悪いときや苦労しているときの方が、いろいろなものが見えますし、世間や社会がよくわかるようになります。たとえば、谷のときでも、支えてくれる友人や家族がいることがわかれば、自分がいかに恵まれていたか実感できると思います。
3.成功者の山と谷の取られ方
成功しているの話を読んだり聞いたりすると、多少紆余曲折がありつつもも、ずっと成功しているような気もします。そこには、本当に山あり谷なのか?と思ったりします。今成功者としてピークを迎えてい人が、時間を経つにすれ、衰退していくというのは、到底思えないなと思ったりするのです。
ただ、成功している人というのは、山も谷も定義をあまり区別していないような気がします。失敗も成功の元なのです。成功したければそのような考え方をするのがいいのかと思いました。
以上が今日考えたことでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日、働くことについて考えたこと(多様性)
今日考えたことは、多様性です。
働いているといろんな人と出会います。そのことを考えてみました。
1.なぜ多様性が重要なのか
多様性が重要なのはなぜか考えるにあたって参考になる本を紹介します。
以下の本は、アリ研究者の本です。この本は、アリの集団の7割が近くが働いていない論文を紹介して有名になった本です。
この本は、上記以外にも興味深いことが書いてあります。
それは、お利口な個体ばかりいるよりも、ある程度馬鹿な個体がいるほうが組織として効率化できることです。このようなことが起こる理由は、間違えをする個体による効率化ルートの発見という効果があるようです。
こう考えると、「この人どうなんだろう」と思う人も、会社にいてくれた方が良かったりするのではないかと思いました。
アリの社会でなくても、人間の社会においても、効率化という観点からも、確かに多様性があった方が最終的に効率的になることがあります。それは、なぜかというと、新しい視点を与えてくれるからです。
また、多様性は、あらたな創造を掻き立てくれます。
たとえば、全く関係の無いことばを組み合わせると新しいもの生まれたりします。ゴムという言葉と電話という言葉を組み合わせるとゴム電話になるのですが、イメージするのは、それぞれのゴム、電話ではなく、ゴムと電話でつないだ言葉のものを思い浮かべると思います。
上記の例は、ゴムと電話という単語で考えました、多様な人間がいることも同じようなことが起きます。
2多様性で重要なこと
それでは次に多様性において何が重要な考え方を考えたいと思います。
それは、寛容であることだと思います。害にならない範囲であれば、基本的に違う考えかを受け入れる心もちぐらいが丁度いいと思います。
古代ローマは寛容であることが発展の基盤となり、他民族に対して寛容性が、なくなったころからローマの衰退が始まったのだ思います。
以上が、今日、考えたことでした。最後また読んでいただきありがとうごさまいました。