働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(ハラスメントを減らす)

今日は、ハラスメント減らす方法について考えました。

足元いろいろと報道がされています。前に書いたティール組織であれば、こういったハラスメントについての問題というのは、ほとんど無くなると思ったりもするのですが、既存の組織をガラリと変えるというのはなかなか難しいと思います。

そこで、既存の組織でもできる小さなことを二つ考えてみました。

一つ目は、以下にも書きましたが、昇進や自分が権力がある、実力があると意識すると、脳の共感性の機能が落ちることをよく認識することです。

deepdeepthinking.hatenablog.com

https://static1.squarespace.com/static/550b09eae4b0147d03eda40d/t/55272ee1e4b0cf7ec277e4d0/1428631265843/power-changes-how-the-brain-responds-to-others.pdf

 

場合によっては、管理職を集めて10分ー15分このことを、上記を説明するのでも、だいぶ違うのではないかと思います。ハラスメントというのは相手への思いやりのなさから生じるのだと思います。自分が実力があるだとか、この地位にいれば当然やっていいはずだという考えにだいぶ歯止めになるのではないかと思います。

 

二つ目は、簡単なスローガンや合言葉を決めて毎日眺めるということです。たとえば、「相手の立場をよく考えよう」とか「共感性が落ちていないか注意」みたいな文言を決めて、その言葉を張り出すとか、唱和が許される会社なら唱和するとか、人事部からメールを出すのでも構わないと思います。できる範囲で毎日毎日続けられるものを毎日持続して意識し続けるように仕向けるのです。

以下の本によると、人は、十戒であったり、宣誓文書によって、道徳心を思い出すだけで、不正をしなくなるという実験結果があるそうです。そこから推測すると、スローガンとかを壁に貼ってただ眺めるだけでも、随分効果があるのではないかと思いました。

 

 

 

以上が、完璧ではないですが、私がざっくり考えたハラスメント対策方法です。よく言われるように、自分は大丈夫と思っている人ほど、共感性がなくなっていないか本当によく注意した方がいいでしょう。繰り返しになりますが、ハラスメントは相手への共感性がなくなることによって生じます。毎日共感性の大切さを思い出せば、だいぶ変わってくると思います。