今日、働くことについて考えたこと(継続について)
今日考えたことは、継続について、です。
どんなことでも継続していると、その人の力になりますが、続けるのが難しいと思う方多いと思います。そんなときにどうすれば良いか考えてみました。
1. 継続するものの選定の仕方
まずは、継続するものを決めます。継続するものは、脳が過敏に反応しないぐらい小さな事を続けるのが良いと思います。
以下の本によると、人間の脳は無意識のところで、変化を恐れるそうです。「英会話をマスターしたい」と思ったのになぜか3日しか続かなかった等、何か続けたいのに行き詰っている場合、それは、脳が無意識でその恐怖から逃げようとしているらしいです。
- 作者: ロバート・マウラー,本田直之,中西真雄美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/05
- メディア: 単行本
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したがって、脳が無意識でも恐れない程度の小さなことを続けることを決めると良いとこの本では書かれています。たとえば、英語を始めるのであれば、いきなり英会話教室にいくのではなく、問題集の一日一問だけ解いて見るのです。
また、あえて馬鹿馬鹿しいことをするのもありだと思います。たとえば、問題集を一日一問だけ解くのが難しければ、かならずその英語の問題集を触る(さわる)のでもいいかもしれません。馬鹿馬鹿しいことでもなんでも、それを毎日繰り返すと、続けられることに自信がつき、次に何ができるか自然と考え始めます。
2.継続することによるメリットを信じること
このような小さな積み重ねが、なにもやらなかったよりは、マシだと(すくなくとも損をしていない)と思うことも重要です。
馬鹿馬鹿しいぐらい小さなこと(たとえば、上の例のように、ただ毎日英語の問題集にさわること)をやっているとすると、「こんな小さなこと意味無い」と思うことがあります。ここで止めてしまう人が多いですが、人間の脳というのは、変化に対して、逃げ出そうとする特徴があることを踏まえると、変化への耐性が出来ただけでも大きいはずです。また、お金がかかっていないような小さなことであれば、まったく損になりません。継続することによるメリットを信じるというのも非常に重要だと思います。
以上が今日考えたことでした。成功している人の話や企業の話を聞くと、突然その人やその企業が成功しているような錯覚をすることがありますが、地道に継続していることがかならずあります。そういう地味なところというのは、比較的軽視されがちですが、成功の要因として大きいはずです。そこに着目して、なにが自分で継続できるか考えると良いと思っています。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。