今日、働くことについて考えたこと(俯瞰すること~その1)
今日、考えたことは、俯瞰することです。
働いていて問題に直面したときに、どうしても、自分が知っていること、自分が経験したことから考えてしまいますが、それだと、未知の問題に直面したときに、考え方の優先順位を間違えてしまう可能性があります。そのためには物事を俯瞰する力をつける必要があります。
1.物事を俯瞰するとは
何か問題に直面した時に、その断面ではなく一歩引いて、上から見るようにすると、解決方法が変わってきます。
たとえば、同期と比べて昇進が遅れてしまったとしたとします。断片的にとらえると、実力同じぐらいに見えるし、自分と何が違うの変わらず、自分がなぜ昇進できなかったかわからなくなることがあります。そういうときに会社全体のことを俯瞰して考えるようにすると、少し行動の仕方が変わってきます。会社全体の業績を考え、自分の所属している部署、自分の仕事ぶりを考えたときに、同期との単純比較だけではない、別の観点から昇進ができなかった理由がわかったりします。怒りにまかせて転職するという選択肢もあると思いますが、俯瞰力をつけると、それよりは深い洞察のもと、今の会社で、改善する取り組みをすることもできます。
2.どうやったら俯瞰する力を伸ばすことができるか
私は、本を読んで、自分の経験に重ね合わせながら、読んだ内容をまとめるというのは、俯瞰する力がつくのではないかと思います。
MBAなどの大学院に通う理由の第一はそこにあると思います。自分のやっている仕事というのが、どのように位置づけられて、一般的に理論づけることが求められます。ただ、MBAだと、お金や時間もかかるので、その選択するにはそれなりに勇気がいります。
そこでお勧めは、ブログに書くことなのではないかと思いました。私がいま、働くことについて考えて、まとめて書いている理由も、実はそこにあります。日々、仕事をしているのですが、なにも書きとめないと、なかなか、ひとつ上の目線というのがつけることができないのではないかという危機感があるからブログに書いているのです。
以上が今日考えたことでした。最後に少し前に流行った以下の本のリンクを張っておきます。この本でも、全体から考える力(俯瞰する力)を地頭が良い要素の一つとしてあげています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。