働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(なぜ)

今日考えたことは原因を探ることについてです。

仕事がうまくいかない、売り上げがあがらない、業務が不効率だなど、働いていると困ったことというのはいくらでも挙げられると思います。そういうときになぜか考えられると強力な武器になります。

 

1.「なぜ」と考えられるのは強力な武器

 

なぜかをきっちり考えられると、会社なり組織を動かすぐらい強力なツールになります。それぐらい、なぜかというのを大切なのです。

よく言われているのが、トヨタです。トヨタは業務改善にあたり5回なぜを考えるそうです。5回ぐらい考えれば、かなり現実的な解決策が思いつくのだと思います。

 

president.jp

 

2.何故を考えるにあたっての注意点

 

ただやり方は注意しなくてはなりません。

まずは、日本語特有の問題です。仮に誰かと協力して、、原因を探るときに「なぜ、こんな仕事しなくてはならないのか」というと、文字通り受け取る人は少なく、この仕事したくないのだな、仕事否定しているのだなと思われてしまいます。そういう場合は、枕詞をつけて「単に頭の整理なのですが」など仕事を否定しているわけではないことをアピールすると有益な議論が得られると思います。

また、なぜを繰り返して考えると、原因を一つだと考えてしまう傾向があります。問題の太宗は、複数の要因があるのが普通です。たとえばビールの売り上げがあがらない原因は、単に消費の嗜好が変わっただけでなく、季節要因、お店の立地などの販売戦略などいろいろと要因があります。それをどれだけ思い浮かべることがてきるかというのが、一つ重要なポイントになります。

いろいろと思いついたら、それぞれの項目に対して深掘りし、解決出来る問題をまず片付けていくのが一番現実的だと思います。特に解決するとインパクトが大きいけれども、解決困難な原因を取り組もうとする人もいます。たとえば、人口問題がビールの売り上げを下げているというと、人口問題を解決できれば良いのですが、なかなか前には進まないと思います。そういうのを解決するよりは、与えられている時間、お金などかけられるコストを踏まえて、なにを解決できるかというのを考えると良いと思います。

 

以上が今日考えたことでした。最後に、以前書いたのですが、グローバリゼーションというのは、結局のところ、何故かと聞かれたときに、答えられないものが淘汰される運命にあると捉えています。グローバリゼーションの競争に耐えるためにも、何故かというのを考えるクセというのはつけたほうが良いと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。