働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(人のつながりを大切にする)

今日、働くことについて考えたことは、仕事上の縁です。

仕事において、出会った人を大切にするのは、重要です。そのことについて、考えてみました。

 

 1.なぜ人のつながりを大切にするとよいか

 

仕事というのは、偶然で成り立っています。これを学術的に説明しているのが、計画的偶発性理論というものです。

allabout.co.jp

仕事というのは、一見、しっかりとしたシステムが出来上がっているように見えます。しかし、仕事というのは、かならずしも「ああすればこうなる」ということではないです。インプットに対するアウトプットを、良い方向に変動させるのが、人と人のつながりだと思います。

たとえば、弁護士の資格をとったからといって、必ず弁護士になるということではなく、企業法務や会社経営をしたりする方もいます。計画的にそうなったというよりは、人との縁で、当初の計画と異なって、自分に合ったキャリアを導いていった方が多いと思います。

以下の本にも、出世する人は、人のつながりを大切にすることをあげています。

 

 

 

2.人のつながりを大切にするということはどいうことか

 

「人のつながりを大切にする」というとややあいまいな気がします。少し整理してみました。人のつながりを大切にするというのは、二つあると思います。

一つは、つながりを広げることです。

仲のいい友達、家族を大切にするのは、当たり前ですが、そこまで縁が深くなくとも、ちょこっとしたきっかけで知り合った人が、キャリアに重要な影響を与えることがあります。人のつながりを大切にするということは、そいう弱いつながりをなるべく広げておくことです。上記の本でも、そういう人にたまにメールでコンタクトをとってみることを薦めています。

もう一つは、対等な人として扱うことです。

これは、意外に忘れがちな人が多いです。わかりやすい例で言うと、下請け会社の人に上から目線で接したりする人が多々います。そうではなく、下請け会社の人にも、上から目線ではなく、対等なビジネスバートナーとして接するのです。また、逆に自分より上の人には、変に下手に出ないことです。私の愛読書の一つ、菜根譚にも以下のように書いてあります。

彼が富の力でくるとならば我は仁の徳を持って対抗するし、彼が爵位で来るならば我は道義をもって対抗する。

 

菜根譚 (岩波文庫)

菜根譚 (岩波文庫)

 

身分の高い人と接するときに、人として恥じるべきことがなければ、身分は関係ないはずです。人とつながるにも、道義に反しないということは、重要なのかもしれません。

 

以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。