働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(長所・短所)

今日、働くことについて考えたことは、長所と短所を使った指導方法です。

完璧な人間というのは、いなくて、人それぞれ長所短所があります。どんなにすごい人でも短所は必ずあるのです。そのことを使って指導する方法について考えてみました。

 

1. 長所短所を見て指導することの限界

 

長所と短所をうまく使ってて指導しようとする人は多いですが、その方法を取った場合にぶつかる限界があるのではないかと思います。二つケースが思い付きます。

一つ目は、短所を矯正する方法です。短所ばかりをやり玉にして、成長を促そうとする方法ですが、このような指導方法には必ず限界がきます。

二つ目は、長所を伸ばすという方法に甘えて短所を直そうとしない人への指導方法です。事務処理苦手なので、一向に事務が上手くならない人もいたりしますが、果たしてその人は、本当に苦手なのか、単にそれを言い訳にして、サボっているだけなのではないかと思ってしまうことも、あると思います。

 

2.長所短所を使って指導する場合の留意点

 

長所・短所を使って指導する場合の限界を避けるため、上記については、それぞれ以下に留意する必要があると思います。

一つ目の方は、性格による長所・短所は、基本的に変えられないです。性格の場合、長所と短所は、表裏一体なのです。性格の優しい人は、物事の調整に時間がかかる一方で、周りの人を気分よく働かせることができるかもしれません。性格が厳しい人は、強力なリーダーシップの元、物事を早く進めることができるかもしれませんが、周りの人は、やる気が出ないかもしれません。長所の部分、短所の部分をよく見極める必要がありますが、性格はかわらないという前提を置いて良いと思います。したがって、上の例性格の短所をやり玉にあげても、お互いに消耗戦になるだけです。

二つ目の方は、本当に治そうとする短所について治す必要があるかの確認です。たとえば、上の例で事務処理が短所の人に指導する場合に、なくなりつつある事務処理をいくら覚えさせても意味がありません。技術革新が進む世の中では、事務処理はどんどん不要になる可能性があります。そこを強制的に学ばせるというのは、それなりの意味を考える必要があります。

 

以上が本日考えたことでした。最後に、一般的に長所の部分は、見えにくいのですが、短所というのはよく見えます。そのような視点に立つと、やはり、長所をよく見てあげるというぐらいが良いかもしれません。短所がよく見えるのであれば、その短所によって生まれる長所は何なのか想像するのでも良いと思います。

本日も最後までありがとうございました。