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今日、働くことについて考えたこと(協力すること)

今日、考えたことは、協力することです。二人の人間が仕事においてうまく協力した場合、単純な1+1以上の効果が得られることもあります。協力することについて考えてみました。

 

1.なぜ協力する必要があるのか

 

協力を促そうとしたときに、なぜ協力する必要があるかという人もたまにいます。自分一人ですべてやることができるという人です。頭の良い人や技術に自身のある人に多いです。そのような人にも協力する大切さを学ばせるのは至難の業です。その人に協力するメリットを説明しなくてはならないからです。

協力して物事を進めることのメリットは、イノベーションが起こるからです。イノベーションは、一人で考えると思われがちですが、二人以上で行われることがほとんどです。

わかりやすい例は、ビートルズのジョンレノンとポールマッカートニーですが、以下の本によれば、ダーウィンピカソも協力してイノベーションを起こしたようです。

 

 

凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア

凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア

 

 

逆に、大企業病の要因の一つは、協力することを忘れてしまっていることにあると思います。協力をしない、自分の組織だけのことを考えるのであれば、大きな集団でいる意味はほとんどないのです。

もし、協力することを拒んでいる人がいたら、このようなマクロ感からわかってもらう必要があります。それはなかなか難しい作業ですと思います。どんなに建前は、協力することが大切だといったとしても、学生時代の試験は一人でやるわけですし、そこで優秀さを図る枠組みだからです。協力して物事を進めた成功事例を積極的に展開することが重要なのではないかと思います。

 

2.協力することにおいて大切なこと

 

協力することにおいて大切なことは、自己都合をなるべく排除して、相手の利益になることを重点に置くことです。滅私奉公は、自分を軽視しすぎしまうので、危険ですが、相手の利益になることは、どういうことなのか、本気でお互いに考えることが、協力することによりイノベーションが起こる前提条件だと思います

最近のフリーミアムのビジネスモデルの本質もここにあると思います。ユーザーと共に協力してビジネスを作りあげていくものが、イノベーションを牽引しています。「良い商品を作った、終わり」というものよりも消費者と協力して作り上げていくという精神が必要なのです。そこがわかるかわからないかは、ビジネスにおいて、これから生き残っていく上で大切なのだと思います。

以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。