今日、働くことについて考えたこと(後々のことを考える)
今日、働くことについて、考えたことは後々のことを考えることです。働いていると、自分の成果物が後々まで、影響するか考えることもあると思います。そのことについて考えてみました。
1.なぜ後々のことを考えることが大切なのか
働いていると、どうしても目の前の仕事を片付けてしまいがちで、それが後々どういう影響を与えるのか想像するのは難しいです。
成果物がどういう影響を与えるかというのを考えるのがなぜ重要かというと、成果物を評価するのは、後の時代の人だからです。自分の仕事が良かったか悪かったかは、結局、自分があったことのないまったく知らない人だったりします。そのような人にどうやったら評価されるのか考えてみました。
2.どうやったら後々評価されるようになるか
歴史上、評価されている人というのは、評価する時代によって、変わってくるという問題もありますが、どうやったら後々評価されることを考えるのにあたり、ある程度は参考になると思います。特に昔から評価されている人は、そこまでブレないと思います。
シーザーは、評価が比較的ブレない人のうちの一人だと思います。私は、シーザーが何が優れていたかと思うかというと、自分が仮に死んだときを想定して、優秀な若者を後継者を決めていたことだと思います。あらかじめ用意した遺言にその後継者として、当時、わずか18歳の無名のアウグストゥスを指名しました。
アウグストゥスは、カエサル死後の内戦をうまく解決し、巨大なローマ帝国を100年を超える安定をもたらしました人物です。そういう人物を後継者に指名したということが、シーザーが優れていたところだと思うのです。存命中は、かなりの権力や名誉を得ていたと思います。また、クレオパトラの間にも子供もいました。それらに惑わされることなく、優秀な後継者を選びとったのです。
前にも書きましたがシーザーの言葉として、塩野七生氏は引用しています。
人間ならば誰にでも、現実の全てが見えるわけではない。多くの人たちは、見たいと欲する現実しか見ていない
後々仕事が評価されるために、この言葉は参考になると思います。今、自分が見ているのは、自分が単に望んでいるものなのではないかと確認するだけでも、ずいぶん違うのではないかと考えます。
以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。