働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(やる気/真剣)

今日、働くことについて考えたことは、やる気を出せといわれたときのことです。「お前もっとやる気だせ!」とか「真剣にやってください」とか言われたりしますが、やる気もあり、真剣にやっていたときは、そのように言われると、モヤモヤすることがあります。そのときのことを考えてみました。

 

1.やる気を出す・真剣になるとは

 

仕事の目標達成できないときに「やる気だせ」とか、仕事のミスをしたらもっと「真剣にやるよう」に上司から言われたりします。そんな時に「あなたの言うやる気ってなんですか?やる気なければ、こんな仕事するわけないじゃないですか」なんて言ったら空気読めないという烙印が押されてしまいますが、こういう疑問に対しても誠実に答えていかなくてはならない時代だと思います。

やる気を出す、真剣になるというのは、おそらく「何が正しいか」という議論に似ていると思います。否定によってしか、表現できないのです(正しいことを定義するときに、正しくないことを羅列して、その反対であるとしか定義できないと思っています)。すなわち、「やる気を出す」というのは、「やる気のない状態ではない」ようにすること、「真剣になる」というのは、「真剣ではない状態ではない」ようにすることだと思います。

 

2.人を指導するときの「やる気を出せ」「真剣にやれ」

 

以上を踏まえて、人を指導するときに「やる気を出せ」、「真剣にやれ」ということに対して、どのように考えれば良いか上司と部下の立場でそれぞれ考えました。

まず上司は、あまり部下に「やる気を出せ」、「真剣にやれ」と言っても意味がありません。パソコンに、「やる気出せ」といっても無駄なようものです。具体的になにがダメなのか提示しないといけないのです。部下は、部下なりに考えるやる気を出している可能性があります。「気合いだけかよ、昭和な上司だな」と思われないようには、なにがやる気がないように見えるか、そこを具体的に説明する必要があると思います。

一方、部下は、そのように言われた場合、真剣でなかった、やる気がない捉えられてしまったところを改めて考えると良いと思います。例えば、時間通りに出していなかったのかや丁寧に出来ていなかったところはなかったか等やる気がないとか真剣にやっていないことはなかったか改めて確認することが正しい反応だと思います。そういうものがないということであれば、具体的に何がダメだったのか上司に聞いても問題ないはずです。

本日考えたことは以上です。最後までありがとうございました。