働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(経済と確信)

本日、働くことについて考えたことというのは、確信です。経済というのは、確信で成り立っています。そのことについて考えてみました。

 

1. 経済の不思議な性質

 

以下の本にも書かれていますが、経済には、皆がこうだと確信する方向に行くという不思議な性質があります。

 

知ってるつもり――無知の科学

知ってるつもり――無知の科学

 

 

たとえば、お金です。一万円札が一万円の価値があると考えるのは、皆がそのような強い確信をもっているからです。株価もそうです。いろんな数式で理論が考えられていますが、本質的には、この価格が妥当だと皆が思って価格で株式が取引がされています。強い確信のもとに成り立っているのです。

したがって、人によっては、この本質を活かして、強い自信を持って、複雑な経済を乗り切ろうとする人もいますが、たいていの人は、そんなうまくいくのかなと疑ってしまいます。それはある意味正しい判断だと思います。

 

2.経済と確信の関係をうまく活かす

それでは、経済と確信について仕事にうまく活かす方法を二つ考えてみました。

一つ目は、経済が人々の確信という曖昧なものに依拠していることを改めて認識することです。物事に絶対的な確信を持つということはほとんど不可能なのですが、そのような確信に依拠して動いているのが経済なのです。確信というは、移ろいやすいことはよくわかると思いますが、経済もまたしかりなのです。そう考えれば、経済に影響されず生活ができるようになると思います。

二つ目は、人がどうやったら確信を持つのかよく学ぶことです。株価の理論やブラックショールズ式等なぜ人間はこのような理論を信じることが出来るのか改めて考えてみると、経済に関わる人がどのようなものを信じているのかがよくわかると思います。数式が苦手という人もいますが、丁寧に読みこめば、料理本と同じで、同じ人間が考えていることなので、理解することは可能なはずです。

 

以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。