今日、働くことについて考えたこと(顧客の承認欲求を満たす)
今日、働くことについて考えたことは
「顧客の承認欲求を満たす」
ことです。
昨日もちょっと書きましたが、顧客に感謝したり、顧客の意見を聞いたりすることは、大切なのだと思うのですが、そのことについて考えてみました。
1.顧客の承認欲求を満たすとは
顧客アンケートを通じて、サービス改善をするということが、多くの企業で実施されています。
最近は、顧客自体がクラウドファンディングを通じて、製作者側になったりすることもあります。
これらは、顧客の承認欲求を満たすものだと思います。
「自分の苦情が受け止められて顧客として大切にされた」
「自分のアイディアが改善につながった」
という一人一人の顧客の承認欲求を満たすものだからです。
単純に、顧客がお店に来て商品を買ってくれることに感謝の気持ちを表すことも、顧客の承認欲求を満たすものだと思います。
2.なぜ顧客の承認欲求を満たすことが大切なのか
なぜ、顧客の承認欲求を満たすことが大切なのかということを考えてみました。
理由は二つあると思います。
一つ目は、当たり前ですが、売上があがるからです。
顧客の承認欲求を満たそうとすると、顧客に誠実に向き合うことになります。
顧客に誠実に向き合っていれば、売上は上がっていきます。
顧客が何を悩んでいて、何を解決しに、お店に来ているのかというのを冷静に分析すれば、売上はあがっていくと思います。
二つ目は、仕事の主導権を握れるからです。
モノが溢れる現代において、「ハンバーガーを買いにきたのでハンバーガーを売る」といった顧客のニーズに単純に応えるということは、稀になってきています。
単純な欲求ではなく顧客の承認欲求が、顧客が本当に望んでいるものであるものであったりします。
たとえば、CDを買うのは、曲を聴きたいからではなく、その歌手を応援したいという気持ちから買われている方がほとんどになりつつあります。
そこを履き違えて、すばらしい曲を作るというハードルの高いことをし始めると、
自分の好きではない流行っている曲に流されてしまい、場合によっては、売上が下がってしまうこともあります。
それよりも、顧客がCDを買う理由が、「応援していることを感謝してもらいたい」という承認欲求であれば、その承認欲求を満たすべく、CDを買ってくれた顧客に感謝するイベントを作る一方で、曲作りにおいてトレンドに流されず、自分の作りたい曲を作れたりするのです。
以上が本日考えたことでした。
最後までありがとうございました。