今日、働くことについて考えたこと(お金儲けすることになぜ努力することが求められるか)
今日、働くことについて考えたことは
「お金を儲けるのになぜ努力することが求められるか」
です。
世の中は、結果がすべてのところもあるので、お金が儲けられれば、努力はかならずしも必要ないはずですが、努力をしないで、お金を儲けることは、悪いこととも言われがちです。その理由について考えてみました。
1.お金儲けすることに努力が求められる
法令を含めて、お金儲けするには、一定の努力をする必要が求められています。
たとえば、相続税が存在するのは、なるべく機会を平等にし、努力することが求められているからです。
賭博罪もそうです。
日本の判例上も、「国民の射幸心を煽り、勤労の美風を損い、国民経済の影響を及ぼす」から賭博は禁止されています
2.なぜ、お金を儲けることに努力することが求められるのか
ちゃんと働いてお金儲けするというのが、求められているのですが、
なぜ努力することを求めているのかというと、理由は三つあるのではないかと思います。
一つ目は、そうしないと社会の発展を損なうからです。
みんな、賭け事しかしない世界があるとすると、どんなに盛んになっても、
誰かが負け、誰かが勝つので、社会全体では、ゼロサムゲームで発展性はありません。
勤勉になれば、新たな領域が開拓され、社会全体が発展するとされているのだと考えられているのです。
二つ目は、思考停止してしまうことです。
努力をしないで、お金が儲けられれば、だれも考えることはなくなるはずです。
なぜ考えることを促そうとうするかというと、人間の存在意義にかかわるからだと思います。
人間が動物と異なる理由の一つは、思考停止しているか否かです。
三つ目は、 努力を漠然と尊いものとしていることです。
人間は、努力や勤労に価値を置いているということなのではないかと思います。
たとえば、スポーツ選手がドーピングをしてはいけないのは、なぜかというと、努力を軽んじることになるからです。
自分は、こんなに努力しているのに、薬を使ってずるいとなるのです。
それは、不平等が問題ではないと思います。選手みんなドーピングをしたら、どうなのかというと、観客側は、迫力がなくなったと思うはずです。それは、漠としてスポーツ選手の努力が見られなくなってしまうからだと思います。
以上が本日考えたことでした。
楽して儲けることも、完全に否定するわけではありませんが、その場合は、どいう意味があるのか立ち止まって考えることが必要なのかもしれません。
最後までありがとうございました。