今日、働くことについて考えたこと(自己分析の難しさ)
今日、働くことについて考えたことは
「自己分析の難しさ」
です。自己分析は大切ですが、難しい部分があります。そのことについて考えてみました。
1.自己分析がなぜ大切なのか
前にも自己分析の大切さについて書きましたが、大切なのは、二つ理由があると思います。
一つ目は、仕事にやる気が出るからです。
やってみるとわかりますが、なぜ自分はこの仕事をしているか考えることや自分の存在意義を見つめると、自然と仕事にやる気が出てきます。
二つ目は、仕事が戦いと考えるのであれば「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。
これは、孫子の言葉で、相手のことを知り、自分のことを知れば、戦いで負けることはないということです。
2.なぜ自己分析は難しいのか
ただ、自己分析は、難しいです。
自己分析がなぜ難しいかというと、どうしても自分のことなので
客観的に自己分析出来ているかわからない
からだと思います。
今の自分にとって都合の良い自分なのではないのか考えてしまうと思います。
そうすると自己分析をやる気がなくなってしまいます。
3.どうやったら自己分析がうまくできるか
それでは、どうやったらうまく自己分析できるか考えてみました。
もし客観的になることが不安であれば、
自分自身の嫌な部分にも目を向ける
と良いと思います。
たとえば、人によっては、自分の録音している声がきらいな人がいると思いますが、
他人からすると、録音した声も本当の声も大した差は、ありません。
なぜ自分はその声がきらいなのかというのを冷静に考えると、自分が理想としている姿というのが浮き出てくるはずです。
自分の理想と現実の差を見つめられれば、客観的にすることができると思います。
また、主観的・客観的の境界線は、曖昧です。
自己分析に限らず、客観的に何かを分析したとしても、どうしてもどう判断したか基準を作らざるを得ません。
その基準は、主観的にならざるを得ないのです。
たとえば、新聞を読み比べてみるとわかりますが、同じことを書いているのにも関わらず、違う事実のように書かれることもあります。それは、判断する基準が、それぞれの新聞会社の基準の主観によって決められるからです。
したがって、どんなにがんばっても、他人でないかぎり客観的に見ることはできません。
自己分析において、他人の目線であればこうだろうと考えるぐらいの曖昧さが必要なのです。
以上が本日考えたことでした。
最後までありがとうございました。