働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(理由付けを更新する)

今日、働くことについて考えたことは

 

理由付けを新する

 

ことです。

いろいろ考えると、結局のところ今も昔も正しいことは変わらないのですが、理由付けを常に更新することが求められているのではないかと思います。そのことについて考えてみました。

 

 

1.なぜ理由付けを更新しないといけないのか

 

「教えることは大切だ」

「足ることを知る」

「正しい習慣を身につける」

など昔から言われている正しいことというのがあります。

おそらくこれらの格言というのは、今も正しいと思うのですが、理由付けが更新されることが求められると思います。

昔は、年上の人や成功者が語れば、それが真実として受け入れられたのだろうと思うのですが、最近では難しいのです。

たとえば、「なぜ「足ることを知ること」が大切なのか」ということに対して、理由なく年上の人、成功者が語っても納得されることは少ないのではないかと思います。

 

 

なぜ、理由付けが更新されないといけないかというと、

 

その時代背景にあわせた説明が必要

 

だからだと思います。

 

たとえば、フリーミアム時代の到来への説明です。

情報がフリーで入手できるようになったことにより、

ありとあらゆるビジネスモデルが変革を迎えようとしています。

 

これも実は昔から行われていたことです。

貨幣がなかった時代は、そもそもフリーで交換が成り立っていたわけですし、

「ただほど怖いものはない」ということわざも、昔から、フリーでマーケティングすることをあらわしていたのだと思います。

したがって今も昔も本質的には変わらないはずですが、規模・技術・情報量は

当然当時と違います。

置かれている環境に合わせた説明が必要なのです。

ミュージシャンが、昔の曲をカバーして、新たに売り出すようなものだと思います。 

 

 

2.人類は本当に進化するのか・・・

 

こう考えていくと、人類は技術革新によって本当に進化したのかよくわからなくなります。

紀元前に書かれたシーザーが書いたガリア戦記に、ゲルマン人の一部の部族は

「文字は頭が悪くなるから」

といって文字を使わず、暗記により口頭で伝承していた部族があったそうです。

 

ガリア戦記 (岩波文庫 青407-1)

ガリア戦記 (岩波文庫 青407-1)

 

今も、「ネットが出来て、自分で調べなくなって頭が悪くなった」という人もいます。

どの時代も技術革新のネガティブな側面を強調する人は、存在するようです。

ネガティブにとらえることが必ずしも悪いことではないと思いますが、

こういうのを見ると、 理由付けが変わっただけであって、本質的には、人間は変わらないのではないかと思わざるをえません。

AI等技術革新がおこって、便利になっても、忙しい人は忙しいですし、スローライフを送れる人は、スローライフなのだと思います。

 

以上が本日考えたことでした。

最後までありがとうございました。