今日、働くことについて考えたこと(信念の難しさ)
今日働くことについて考えたことは、
「信念の難しさ」
です。
信念をもって仕事をしていると良いこともありますが、信念を持ち続けることは難しいです。そのことについて考えてみました。
1.なぜ信念があると良いか
仕事において良い信念をもっていると、良いことがあります。
たとえば、流されて仕事をしていると、本当に流されてしまいますが、自分がなんのために仕事をしているかを信念を持っている人は、大局的に考えることができるはずです。
なぜこんな苦しい数字目標を達成する必要があるのかと考えたときに、単純にやれと言われたからだと考えるよりも、この数字を達成することによって、自分が正しいと思っている社会環境がよくなるとか、会社全体の為になるのだと信念を持つことが出来れば、恐ることはなにもないはずです。
2.なぜ信念を持つことは難しいか
問題は、そのように信じ切れる信念というのが、本当に存在するのか、疑問に思ってしまうことだと思います。
たとえば、結局、信念をもって頑張ったとしても、単に尊敬しない上司を喜ばせるだけなのではないかだとか、単純に上司の出世に貢献するだけなのだろうかなど思ってしまうこともあると思います。
また、環境に良くするという信念をもっている会社はたくさんありますが、外回りの仕事に車で回る、顧客にいい印象を与えるのでカラープリンターを使う、接待用の部屋に贅沢な照明を使うなど、環境破壊しているのではないかと思ってしまうこともあると思います。
信念があるといっても、ある程度バランスが必要なので、そのような疑問が生じるのは仕方ないことなのではないかと思います。
3.どうやったら信念をもてるか
それでは、どうやったら信念を持てるか考えてみました。二つ認識する必要があると思います。
一つ目は、
信念というのは、万人一緒というものはないのではない
ということだと思います。成長の過程で違うはずです。
子供のヒーローものには、明確な悪役がいますが、成長するとそんなものはほとんどいないことに気づくと思います。明確な悪役がいる、自分は正義だと信念を持って戦うのと、自分も環境が異なれば、もしかしたら、悪役になったかもしれないと思うのでは、信念の持ち方も違うと思います。
二つ目は、
信念をもつには、孤独に耐えられる必要がある
ことです。誰も味方がいないときに信じられる信念があるかどうかが問われます。それに耐えられるのが本当の信念なのです。
以上が本日考えたことでした。
信念を持つことは難しいことですが、人それぞれ違う信念を持つことになると思うということを書きました。
最後までありがとうございました。