今日、働くことについて考えたこと(情報への感度)
今日、働くことについて考えたことは
「情報への感度」
です。
情報への感度というのは、時には死活問題になると思います。そのことについて考えてみました。
1.情報への感度が良いとなぜ良いか
新たな小さな変化というのは、なかなか見つけづらいですが、そこにどれだけすぐに反応できるかどうかは、時には死活問題になります。
螻蟻潰堤という言葉があります。
螻蛄や蟻が開けた小さな穴が大きな堤防を決壊させて、洪水が起こる原因になるという意味の四字熟語です。
私も、仕事上いろいろなプロジェクトマネージャーと接してきましたが、優れたプロジェクトマネージャーは、プロジェクトを進める際に、とても小さな変化についても、敏感に反応し、きめ細やかに対処して、プロジェクト無事に進めていきます。針の穴のような落とし穴にも敏感に反応するのです。情報への感度が高いということは、優れたリーダーの必須条件といって過言ではありません。
2.情報への感度をよくするには
それでは、情報への感度を高くするには、どうすれば良いか考えてみました。二つ方法があります。
一つ目は、
自分なりの仮説を持つ
ということです。
新聞を読むにしても、漠然と仮説を持たずに、新聞を読むよりも、ある程度こういうことが起きるかなと思いながら新聞を読むのでは、情報の吸収度合が違います。常に、「〇〇は、こういうことなのではないか」と思って情報を収集すると、小さな記事でも敏感に反応することができるのです。
二つ目は、
自分の仮説を常に疑う
ことです。
自分の仮説を持つことも重要なのですが、それと同時にそれを疑うという視点も合わせて持つことが必要です。
人は、ほっとおくと、見たいものしか見れないです。自分の都合の良いように世の中を見てしまうのです。したがって自分が不都合な事実をつきつけられても、なかなか認めにくいものです。不都合な事実を見つめることができるは、常に注意深く訓練するしかないと思いますが、自分なりの仮説を立てて、それを疑うというようなことを愚直に繰り返すことによって、情報の感度が必ず高くなるはずです。
以上が本日考えたことでした。
情報への感度が高いということは、リーダーシップを発揮するのに必要な条件だということを書きました。
最後までありがとうございました。