今日、働くことについて考えたこと(少し我慢してみる)
毎日、働くことについて考えている、がねがねめがねです。
本日、働くことについて考えたことは
「少し我慢してみる」
ことについてです。
我慢しずぎは、体に良くないですが、少しだけ我慢してみることや控えてみることの効能を考えてみました。
1.なぜ少し我慢してみると良いか
なぜ少し我慢してみると良いか二つ理由があると思います。
一つ目は、
少し我慢するぐらいが一番満足感がある
からです。
なんでもそうですが、目標達成する前ぐらいが一番楽しかったりします。会社の目標達成したり、第一志望の学校に受かっていったり、自分が理想と思った人と結婚したりしても、夢がかなうと、見えてくる現実、デメリットがかならずあります。「こんなはずじゃなかった・・・」っていうやつです。
「ああしたい」「こうしたい」というものには、かならず満たされないという構造になっていると思います。
そういうときに、少し我慢してみる・少し控えて見ると、自分に打ち勝った達成感があると思います。
二つ目は、
気が楽になる
ことです。
お酒を少し控える、人付き合いを少し控える、発言を少し控えるなど、少し我慢しただけで、気が楽になるのは、昔から言われていることです。
なぜ気が楽になるかというと、そうすると何らかの形で所属している集団に帰属意識を高めることができるからです。
「負けるが勝ち」とは、どうも日本などアジアの集団主義的な考え方(個人ではなく、集団の意向を重視する考え方)らしいのですが、「ああしたい」「こうしたい」というのを突き詰めるというのは、実は孤独を伴うものなのです。自分だけが満たされるからです。何かを控えると、所属集団にとって利益になることもあります。
2.少し我慢することの具体例
冒頭にも書きましたが、我慢しすぎると、体に悪いので、少し我慢する程度が良いと思います。
たとえば、どうしても口悪く部下にいってしまうということであれば、何か発言するときは、少しだけ言われたことを思い浮かべることや、どうしても夜中にポテトチップスを食べてしまうのであれば、一枚だけ別のお皿においてどこかの棚に置いて翌日に食べるなど、ほんの少しだけ面倒な事をするとうまくいくと思います。
以下の本によれば、脳というのは、自分が決めたことであったとしても、本質的に変化を恐れるとのことです。したがって、何か新しい習慣を決めて取り組むと、三日坊主になってしまうのですが、一分だけ、とか、一枚だけなどなるべく最小単位で行動を変える場合は、そのような脳の恐怖をうまく回避することができて、習慣化できるそうです。我慢も、脳にストレスを与えるものなので、上記のような少しだけ面倒な方法で回避するとうまくいくはずなのではと思います。
- 作者: ロバート・マウラー,本田直之,中西真雄美
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以上が本日考えたことでした。
少しだけ我慢することの利点を考えました。
最後までありがとうございました。