今日、働くことについて考えたこと(慎むことは無限の宝庫)
今日、働くことについて考えたことは
「慎むことは無限の宝庫」
ということです。
ああしたい、こうしたいと主張することは大切ですが、慎むことによって、得られる可能性というのは無限だと思います。そのことについて考えてみました。
1.なぜ慎むと無限のチャンスが生まれるのか
昔から慎むことの大切さというのは、よく言われていますが、現代の仕事において、なぜ重要なのか改めて考えてみました。
それは、
協力を得やすい
ということです。
個人で出来ることというのは、限界があり、大きなプロジェクトを進めるときには、人の協力が不可欠です。そういうときのプロジェクトリーダーを任されたときに、必要なのは、我を出しすぎないことが肝要です。
以下の本は、読んだ事がないのですが、堺屋太一氏は、通商産業省(現在の経済産業省)の官僚時代、大阪万博のプロジェクトリーダーをしていたそうですが、以下のようにかたっています。
日本万国博覧会の開催までには、まだ越えなければならない山がいくつもあった。私はこうした経緯の詳細を、万国博が終わった後も長く語ることはなかった。「決して語るな」という勧告を、協力者や関係者、
通産省の同期生からも受けていた。
日本は、私のような一介の官僚たる「偉くない人」が巨(おお)きな企てを実現できる国である。と同時に、嫉妬深い国でもある。
それを熟知していたからこそ、口を閉ざしたのである。
人と協力できるということは、自分一人で出来ること以上のことができるということです。そこに無限のチャンスが眠っています。それは、我を慎んでこそ達成できるのだと思います。
2.慎む方法
慎むことの良さがわかっても、なかなか実行は難しいと思います。プロジェクトを任されるとついつい自分の考えを突き通したくなるのです。簡単ではないのてすが、ポイントは、イライラするところや怒りを感じるときに、なぜイライラするのか、なぜ怒りを感じるのか、改めて分析すると良いかと思います。イライラや怒りの感情というのは、凡そ自分の欲望の裏返しであると言っても過言ではありません。自分が何を望んでいるのかをしっかり把握することが、慎むことをマスターできることに繋がると思います。
以上が本日考えたことでした。
慎むと、無限にチャンスが広がることを書きました。
最後までありがとうございました。