働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(知っていることをすべて教える)

今日、働くことについて考えたことは、

知っていることをすべて教える

ことです。

知っていることをすべて、教えることは、部下や後輩を育てる上で非常に大切ですが、そのことについて考えてみました。

 

 

 

1.なぜ、知っていることをすべて教えるとよいか

部下や後輩の教育方法として、背中を見せて、全く教えないという方法もありますが、その方法だと、ちょっと古いと言われるかもしれません。

逆の方法で、最大限すべて教える場合のメリットは二つあると思います。

一つ目は、

部下、後輩に責任感がつく

ことです。

責任感というのは、地位や立場でつくのではなく、その持っている知識に依存します。知識のある人は、もっている知識分責任があるのですが、自分の持っている知識をすべて教えると、その分だけ教えられる側に責任感が出てくるのです。

アクティブラーニングの導入が叫ばれて久しいですが、この本質は、教師がどれだけ自分の知識を教えて生徒を対等の立場にし、責任感を持たせるかです。それをわきまえていないと、アクティブラーニングはうまくいかないです。

二つ目は

教える自分にも新たな知識がつく

からです。

人に何かを教えようとして初めて、自分の知識が整理されていなかったことがわかったりします。教えることを通じて学ぶことができるのです。

 

2.その限界点

ただ、全部教えられるかというといくつか留意点があります。二つほどあげておきたいと思います。

一つ目は、

傷つくようなことは避けること

です。

全部教えるからといって、傷つくようなことを教える必要があるかどうかというのは考えものです。

その点をよくマネジメントをしないと、部下、後輩のモチベーションが下がってしまいますし、傷つくことも教えることによって成長を促せるかは微妙です。

二つ目は

ルール上禁止されているもの

です。

ルール上禁止されているものというのは、例えば人事上の情報です。それを教えると、ルール違反になるということであれば、組織のルールにしたがった方が良いと思います。

特に人事上の情報は、結局それに頼ってしまいます(たとえば、極端な例でいけば、気に入らなければクビにするなど)。そういったルールを超えるよりは、むしろ、そのルールの中でどうやって運用するかを考えてもらう方が、部下・後輩にとってよいと思います。

 

以上が、本日考えたことでした。

知っていることをすべて教えることを教えるメリットを考えました。

最後までありがとうございました。