今日、働くことについて考えたこと(集団の再解釈)
今日、働くことについて考えたことは
「集団でいることを捉え直すこと」
です。
家族を始め、人というのは、集団や組織に所属することに慣れていますが、その事を考えてみました。
1.集団でいることのメリット
最近は、個人が強くなっています。何かを決める際に個人で決めることの方がだいぶ多くなってきました。例えば、就職先を決めるにも、親が喜ぶ顔みたいから、みたいな選び方はせず、まずは自分が何をしたいのかということを考えて、決めるのが普通です。
一方、会社は集団主義の発想のかたまりです。あまり理由もなく、社長が言ったからといって物事が決まったりします。
改めてなぜ集団でいることのメリットを考えてみました。
二つメリットがあると思います。
一つ目は、
リスクを下げることができる
ことです。
想像ですが、原始的な人類が、集団生活を始めたのは、天敵から自分の身を守ることだったのではないかと思います。一人だと、昼も夜も、天敵をずっと警戒していないといけないですが、仲間がいれば、見廻りを分担することが可能です。
原始的な集団でなくても、その事は現代でも通じると思います。技術が発展し、だいぶ一人で出来ることも増えましたが、それでも、集団で協力をした方がリスクが低減するはずのところも多いです。
二つ目は、
新しいことを想像できる
ことです。
新しい発明・新しい原理の発見は、一見すると一人の偉人が成し遂げたように見えてしまいますが、実際は協働作業で行われていることの方が多いです。そのあたりは以下の本にも書かれています。
- 作者: ジョシュア・ウルフ・シェンク,Joshua Wolf Shenk,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2017/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2.集団する意義を捉えなおしてみる
したがって、なんとなく会社にはいったり、組織に所属することがありますが、上記の二つの存在意義がない組織というのは、なぜその組織に所属しているか今一度考える必要があると思います。自分にとって所属している組織が何らリスクヘッジならない、なんら創造を産むものではないということであれば、その組織を去る選択肢を考えても良いのかもしれません。
以上が本日考えたことでした。
集団に所属することの意義を今一度考えてみました。
最後までありがとうございました。