今日、働くことについて考えたこと(他人と比較する)
今日、働くことについて考えたことは
「他人と比較する」
ことです。
他人と比較しない方が良いと言われますが、なかなか難しいと思います。そのことについて考えていました。
1.他人と比較しないようにするのは、なぜ難しいのか
他人と比較するのは、無益だと考え方もあります。なぜかというと、他人の人生には、自分は、なれないからです。生まれも違うし、育った環境も違う人にそのままそっくりなれれば、比較する意味があるかもしれないけれども、そういうことはありません。
他人は他人であり、それであれば、自分の人生を見つめる方が重要だと言われたります。それはそれで正しそうですが、腑に落ちないこともあるかと思います。
頭ではわかっていても、友達が持っている鞄、新しい車というのは、気になります。なぜ他人と比較しないようにするのは難しいのか、理由は三つあると思います。
一つ目は、
比較によって成長することもある
からです。
アイツが出来るのに、自分は出来ない等比較して考えた方が、仕事なり勉強の実力は伸びたりします。
アメリカ大陸とユーラシア大陸で同じ面積あるのに、なぜ、ユーラシア大陸の方が発展したかというと、以下の本によれば、同じ気候の人口層で競争したからだそうです。
競争によって、人間というのは発展するのであって、自分を見つめただけでは難しい部分もあるはずです。独学で受験をするのが難しいのと一緒です。
二つ目は、
他人と比較することは楽しいこともあるから
です。
自分には、〇〇があるが、アイツにはないと比較することは、楽しいと思います。勝負に勝った気がするわけです。逆に負けたとしても、ゲームにもう一回朝鮮したくなるように、人生長いので、その間、ゲームに参加したくなる気持ちもよくわかると思います。
三つ目は、
自分が本来向き合うべき課題に向き合わずに済む
からです。
二つ目とも重なりますが、他人と比較していると、自分の人生について、少し考えなくて済みます。「人生の目的はなにか」という問いというのは、これはこれで考えれば楽しいはずですが、人によっては重たいと思う人もいます。他人との比較している間は、そのようなことを考えなくて良いのです。
会社もそうです。他社比較をしている内は、他者に追いつくことだけを考えれば良いのですが、追いついたら、踊り場になり、会社の目的を考えなくてはなりません。
2.他人と比較しないようにするには
成長していたり、楽しければ、結果論として良いかもしれませんが、他人と比較していると消耗してしまいます。上記を踏まえると、どうやったら他人と比較しないようにできるかというと、
自分が不完全であることを認めた上で、他人ではなく過去の自分と比較する
ことです。
まったく欠点のない・完璧な人間というのは、世の中には存在しないはずなのですが、自分に欠点があることは、なぜか認めにくい・向き合いにくいものです。
ただ、自分が不完全であることを認めるということは、逆に言うと無限に改善する可能性があると肯定的に捉えることも可能です。かならずしもネガティブになる必要はなく、自分を成長させる可能性があるのです。そのように認識したうえで、過去の自分と比較して、成長したところ・今まで出来ているところに着目することは、人生の達人になれるはずです。
以上が本日考えたことでした。
他人と比較するかとにについて考えてみました。
最後までありがとうございました。