働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(感謝する)

今日、働くことについて考えたことは

感謝する

ことです。

アルバイトでマニュアル的にいう感謝から、本当に助かって感謝する場合など、働いているといろいろな場面で感謝することがあると思いますが、そのことについて考えてみました。

 

 

1.感謝とは何か

 

感謝とは何かを考えると二つ要素があると思います。

一つ目は、

相手を承認すること

だと思います。

承認するというのは、相手の存在を認めることです。

たとえば、英語のthankの語源は、Think(考える)と同じのようです。

thank - ウィクショナリー日本語版

すなわちthank youというのは、もともと「あなたのことを考えている」という意味でそこら発展して感謝するという意味になったと考えられると思います。相手の存在を認めているのです。

日本語のありがとうもそうです。諸説あるようですが、ありがとうというのも「有難い」から転じて、感謝の意味になったようです。「そんなことをしてくれるあなたの存在が『有難い』」という意味を伝えることがありがとうという意味だったのではないかと思います。

二つ目は

相手へ義務を負う

という意味もあると思います。

典型的なのはポルトガル語のオブリガードでしょう。一説によれば、ありがとうもこのオブリガートから来たという説もあるそうです。

オブリガートは、義務という意味です。オブリガードと言って「良いことをしてくれて、あなたへの恩義がある」ということを伝えるということになります。

また中国語の謝謝というのは、もともと「すみません、すみません」という意味になると思います。謝という言葉のもともとの意味は、言葉で緊張状態を解くという意味だそうです(言+射、矢を射るのを言葉で解くという意味)。

ameblo.jp

感謝する場面でなぜ謝るかというと、おそらく、それは、相手の時間や労力を使ってくれたことに対して申し訳ない気持ちから出てきたのではないかと思います。相手に義務を負うという意味になるかと思います。

 

2.なぜ人間は感謝するのか

 

上述のように、人間が感謝するのは、承認欲求を満たすためなのですが、なぜこのようなことをし始めたのか考えました。

たとえば、動物は同じ仲間に感謝を述べるということはないでしょう。

人間が感謝の念を言う目的は、

協力するつもりがあるということをメッセージとして相手に伝える

ことだと思います。

人間というのは、他の動物と違って、自分の身内や血縁者でなくても協力することの出来る生き物です。その特徴を表したのが感謝というものなのだと思います。

 

以上が本日考えたことでした。

感謝することについて考えました。

最後までありがとうございました。