今日、働くことについて考えたこと(人の能力を見極める)
今日、働くことについて考えたことは、
「人の能力を見極める」
ことです。
仕事を進める上で最も大切なことは、関わっている人の能力を正しく見極めることだと思います。そのことについて考えてみました。
1.なぜ人の能力を見極めることが大切なのか
正しく、相手の能力を見極めることというのは、非常に重要です。世の中完璧な人なんていません。必ず欠点があります。良い点、悪い点を含めてどの程度その人が能力があるのか見極めるのは大切です。
なぜ人の能力を見極めるのが大切なのか、
それは、
多様性が重視されている
ことです。
いままでのように、画一的な日本人・男性ばかりが職場にいるのではなく、女性・外国人・障害者などいろいろな人と協力して仕事をすることが求められています。そういうときに、相手がどのような能力があるかというのを見極める能力というのが、仕事をスムーズに進める上で重要です。
また、同じ日本人であったとしても、世代によって、考え方が違うことも受け入れる必要があります。バブル世代、氷河期世代、ゆとり世代、それぞれの事情により、考え方が違いますし、強み・弱みが異なります。それぞれの能力を見極めて、仕事を頼む・指示する方法は異なって当然だと思います。
2.なぜ見極めるのが難しいのか、その対策
能力を見極めることは重要ですが、能力を見極めるのは、非常に難しいと思います。
なぜ能力を難しいかというと、
イドラ
です。
イドラは、フランシスベーコンという哲学者が指摘したもので、人間が見誤りやすいポイントを整理したものです。
イドラには4つあるのですが、その内、権威によるイドラが、人の能力を見極める際に参考になると思います。
権威によるイドラとは、権威によって、誤解しやすいということです。
「社長」「専務」「常務」と言われると、なんとなく能力が高いような気がしていますが、そうとは限らないのです。たまたま、その役職になった可能性も十分あり得ます。そのような役職という要素を排除して、どのような能力をもっているのかというのを見極めることは重要です。
また、「東大卒」「京大卒」「早慶大卒」と言うと、能力が高そうに見えてしまいますが、よく考えてみると、日本の大学の入学試験は一部の能力しか図っていません。有名大学に卒業していると、その権威で見誤りそうですが、その人がどういう能力をもっているのか、過度に期待せず冷静に見極めることが重要なのです。
以上本日は考えたことでした。
人の能力を見極めることについて考えてみました。
最後までありがとうございました。