今日、働くことについて考えたこと(働くことによって何が分かるようになるのか)
今日、働くことについて考えたことは、
「働くことによって、何がわかるようになるか」
についてです。
働いていると、いろいろな事が分かってくるのですが、そのことについて考えてみました。
1.働くとは何か
そもそも働くというのことはなんでしょう。
お金をもらうことだを言う人もいますが、それだと範囲が狭い気がします。
働くというのは、
アウトプットをして人に感謝されること
だと思います。
給与がない家事も「働く」ことですし、ボランティアも「働く」ことです。なんらかのアウトプットをして人に何らかの形で感謝されることが、「働く」ということの本質だと思います。
この場合の感謝というのは、すぐもらえるとは限らないですし、お金とは限らないと思います。育児をしているのであれば、子供に感謝されるのはだいぶ先の話ですし、ボランティアをすることも働くことだと思いますが、必ずしもお金になっているわけではありません。
2.働くことによって何が分かるようになるのか
働きはじめると、学校では抽象的にしかわからないことが、具体的にわかってくると思います。
たとえば、学生の場合、学校の中でのいじめがあったりするのですが、そのような中で、授業では道徳が大切だと言われても、道徳の大切さは、抽象的にしかわからないと思います。社会に出たら道徳を守らないと生きにくくなりますし、学校ではすごい不良でも、社会人になったらきっちり枠組みを守り、しっかり出世する人もいます。
また、学校において、試験で順位が決まる中で、「答えがないものが大切」と言われても、現実的には答えのない課題に取り組む気にはならないのですが、仕事においては、答えがないものの方が圧倒的に多く、自分なりに答えを出すことの大切さというのが肌で感じることができるはずです。
このように働くことによって、抽象的なことがより具体的にわかってくるのです。よく、証券アナリストや宅建など、学生にとっては難しい試験も、働くと意外にも簡単に取れることはよくあります。働くことによって、抽象的なことを理解する力がつくのです。
したがって、逆に、働いているのであれば、抽象的なものを積極的に受け入れるというのが重要だと思います。社会人が学校に通う意味は、抽象的な物事を、より具体的に理解することができ、人生を楽しむツールの一つになるところだと考えています。
以上が本日考えたことでした。
働くことによって何が分かるようになるか考えました。
最後までありがとうございました。