今日、働くことについて考えたこと(未完成)
今日、働くことについて考えたことは、
「未完成」
です。
仕事やキャリアが中途半端・未完成だとなんとかしたくなりますが、そのことについて考えてみました。
1.すべて未完成
仕事をしていると、終わりがないと思うことがあると思います。
身近な例でいけば、掃除です。掃除はいくらやっても、終わりがありません。
どんなに体系をキレイにしようとしても、未完成になってしまうのだと思います。鳥類、哺乳類等体系で動物を分類してもカモノハシのような例外が必ず出てくるのです。
2.未完成であることのメリット
未完成であることは、何か否定的な感じがしますが、かならずしもそんなことはないと思いますし、今は、未完成なもの・中途半端なものが受け入れられる時代なのではないかと思います。
たとえば、Youtuberの動画というのは、テレビなどに比べれば、完ぺきではありませんが、子供から支持されています。ブログやWikipediaは、完ぺきに調べられたものではありませんが、それに頼ることは多々あります。
未完成なものの何が良いかというと
未完成ということは、可能性がある
ということです。
多くの企業で、まったくノウハウのない若者を採用したがるのは、可能性があるからです。
社会的な成功を収めて、金持ちになった場合に、何にお金をつぎ込むかというと、多くの人は、新たな可能性を探すことを模索するのだと思います。浪費と思われるような賭け事やファッションにお金をつぎ込むのも、成功する前の頃にあった、いろんな可能性のある状態を取り戻したいからです。社会的な成功という目標が完成した後に、また未完成を求めるということなのです。
3.未完成であることの問題点
未完成自体は、問題ではないはずだと思います。
むしろ、未完成であること問題は、未完成であることを認識していないときに生じると思います。
たとえば、会社の人事制度やビジネスモデルは、まったくイマイチなのに、それがあたかも、完成されたもの、正解という前提で認識されていると、パワハラやモラルハザードが発生してしまうのだと思います。経営陣以下がまったく、完成されたものではないということを認識していれば、随分、その会社も変わってくるはずです。
以上が本日考えたことでした。
未完成であることについて考えてみました。
最後までありがとうございました。