今日、働くことについて考えたこと(人間力)
今日、働くことについて考えたことは
です。
最近、「人間力を高める」とか「人間力が低い」のように曖昧な基準で、昇進が決まったりする会社もあるようです。そのようなことを考えてみました。
1.人間力とは
最近、整形技術を中心とした若返りのための技術が発展しており、どんどん進んでいくと思います。
たとえば、近い将来、100歳でも外見20歳ぐらいの若さを得るということが技術的に可能になりえるでしょう。
私は、人間力とは、100歳の人が20歳の見た目になった姿を見る時に感じる違和感みたいなものだと思います。
外見がいくら若返ったとしても、その人が100年生きて積み重ねた経験というのは消えないのですが、それがその人の人間力です。
2.人間力を育てる
人間力というのは、言葉で表そうとすればするほど、うまく表現できないものなのだと思います。直感的に理解するものなのです。
それを育てるというのは、難しそうに見えますが、ある程度は働きながら人間力を育てることができるのではないかとも思います。
それは、
人のために働く
ということだと思います。
自分のために働くよりは、人のために働くというのが大切だと思います。そうすると人間力はあがるはずです。
私は、この観点から幕末の登場人物で、三条実美を注目しております。
三条実朝は、岩倉具視や西郷隆盛に比べるとややマナーな感じです。ただ、維新後太政大臣などのポストを通じて、18年間大久保利通や伊藤博文のような大物政治家を従えることができました。
どうしてこのような維新後18年間も難局を超えられたのかというと、自分のためではなく人のために働いたからだと思っています。このような我慢強い人というのは、いろんな意味で軽視されがちですが、こういう人たちから私たちは学ぶ必要があると思っています。
以上が本日考えたことでした。
人間力について考えてみました。
最後までありがとうございました。