今日、働くことについて考えたこと(残心)
今日、働くことについて考えたことは、
残心
です。
残心とは、聞きなれない言葉ですが、日々の仕事を充実するという意味でも重要だと思いました。
1.残心とは
日本の武道、芸道において用いられる言葉で、意味としては、
文字通り解釈すると、心が途切れないという意味。意識すること、とくに技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態
です。
2.なにが良いのか
残心をこころがけると何が良いかというと、所作が美しくなるということかと思います。そのことは以下の本にも書かれています。
所作が美しいというのは、現代において、勝ち組に入れます。ビジネス業界は、いろいろなものが論理的に組み込まれているものが、重視されすぎていて、直感的に感じ取る「美」というものが軽視されがちです。そのことは以下の本でも指摘されているのですが、日々の所作を美しくするというのは、それだけでメリットがあると思います。
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3.どうやって身につけるか
ただ、残心とは、気持が途切れないように集中することということですが、曖昧でなかなか難しいと思います。
その方法は、上記の本(「自分を休ませる方法」)にも書かれていますが
動作をとにかく静かにしてみる
ということだと思います。
ドアを静かに閉めて見る、受話器を静かに置いてみる、パソコンを静かに叩いてみるなどをしてみると、ひとつひとつの行動に対して、集中している状態になることが感じ取れると思います。
当然ですが、全部を全部静かにすることというのは、無理ですし、そうすべきものではありませんが、ただこのように心がけると、何に対して自分は音を立てるべきかというのを考えるきっかけになると思います。自分が発する、必要としない生活音はなるべく減らしていくということにつながるはずです。
以上が本日考えたことでした。
残心について考えてみました。
最後までありがとうございました。