今日、働くことについて考えたこと(期待をする)
今日、働くことについて考えたことは
人に期待する
ということです。
仕事において相手に期待することにはメリットとデメリットがありますが、そのことについて考えてみました。
1.期待することにメリット
一般的に、期待をされると人は成長すると言われています。
ピグマリオン効果と呼ばれるものです。
ピグマリオン効果には、再現性がないという批判はあるようですが、期待されるとそれに応えようとして頑張るというのは、なんとなく頷ける部分があるのも確かです。
たとえば、一般的に、日本では、4月~7月に生まれた人の方が、スポーツ選手になることが多いです。それも親の期待の影響があるようです。4月~7月に生まれた子というのは、その後の時期に生まれた子供よりも、一般的に運動能力が優れているいます。同じ学年で、自分の子供の活躍を聞いていると、学年の前半に生まれた子供を持つ親は、子供に才能があると期待して、より高い頻度でそのスポーツに参加させようとするため、4月~7月に生まれた人の方が、スポーツ選手になることが多いようです。
https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/publish/2017/2017-029-40.pdf
人を指導・教育する立場であれば、人に対してある程度期待するということは、大切なのだと思います。「君には何も期待していないから」と言われたら、成長する気がまったくなくなるはずですし、言い方とタイミングによっては、がっかりしてしまうでしょう。
2.期待することのデメリット
一方、期待して良いことばかりではないと思います。
まず、期待をして、その結果通りにならないと、ストレスを感じます。
世の中、期待をするだけで、相手をコントロールできるほど甘くはありません。相手にもそれぞれの人生・考え方があるので、必ずしも期待通りの結果を生むというわけではないのです。我々が意識的に出来るのは、相手の選択を尊重する程度です。それを裏からコントロールするのは難しい、
期待される相手も、プレッシャーになることもあります。特に自分が望んでいない期待だとするとなおさらです。医者の家庭に生まれて、将来医者になることを期待されても、本人は別の仕事につきたければ、医者への期待はただのプレッシャーでしかありません。
こう考えると、バランスが必要なのだと思います。期待しすぎるのもよくないですし、期待しないのもよくないということです。
以上が本日考えたことでした。
期待をすることについて考えてみました。
最後までありがとうございました。