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クラッシャー上司の実践的対応策(1)

私も過去にクラッシャー上司といわれる人々と出会ってしまったことがあります。直属の上司のときもありましたし、同僚であったこともあります。詳細は、また別途議論したいと思いますが、クラッシャー上司は以下みたいな人達のことを言うようです

  • 部下が業務上の失敗をすると、長時間にわたり非難する。
  • 上司の主張は実績や経験に裏打ちされた内容で、論理的には外見上正しいため、その内容自体への部下からの反論は非常に難しい。たとえ反論をしたとしても、それを上回る勢いで否定し持論を押し付ける。部下が少しでも自身のイメージと異なる行動をした時点で即刻矯正しようとする。
  • 自分の主張は長々と部下に伝えるが、部下の言葉は聞こうとしない。
  • 自分の過去の経歴や実績をやたらに持ち出し、部下の経歴や実績を執拗に非難する。等

出典:クラッシャー上司 - Wikipedia

彼、彼女等の特徴としては部下としてではなく同僚やおそらく上司として接する場合仕事が手堅く安心感があり頼りになるところです。部下として接するとつらい思いをし、そこが救いようのない苦しいところだと思います。なぜ苦しいかというと、クラッシャー上司の上司や同僚は、悪いとわかっていたとしても、クラッシャー上司の方に味方についてしまうからです。

検索すると対応策として出てくるのは、転職などしてとにかく逃げろというものが多いようです。簡単に転職が出来るとは限らないですし、逃げるのは現実的には難しいこともあると思います。そこで転職等の逃げる手段がないときの対応策を4つ考えました。

1.まずはクラッシャー上司と接することがなぜ嫌なのかというのを冷静に見極めることです。

嫌だと思うことは自分の欲望(なにかをしたい)の裏側にあるものです。欲望がなければ嫌だと思うことはありません。

クラッシャー上司が嫌な理由は個人毎に異なると思いますが、私は自分の仕事の価値観が脅かされることだと思います。自分で決めて仕事がしたい、自由に仕事がしたいという欲望のうらかがえしなのだと思います。

2.嫌な理由が整理できたら、その裏側にある欲望が本当に必要なものなのか考えることです。自分の価値観を認めてほしいというのがその欲望だとすると、冷静に本当に認めてもらう必要があるのか考えた方がいいでしょう。

クラッシャー上司は自分とはある意味違う生き物です。ゴリラと一緒だと思ってもいいかもしれません。ゴリラに自分の仕事が認められたいかというところです。

よくいろいろな本に書いてあるように相手の考え方を変えるのはほぼできないです(ゴリラを人間にできないのと一緒です)そこにエネルギーをかけても無駄です。そう考えると行動の選択肢も増えると思います。

3.クラッシャー上司をよく観察し、自分にとって少しでも都合のいい行動を少しでもしたら、褒める・感謝の気持ちを述べ、知らず知らずのうちにそちらに誘導するという方法もあると思います。

詳しくは、「怒られない技術」※1という本にも載っていますが、上司の方も、実はどういった上司になろうとしているか悩んでいます。最初から困らせるような上司になりたいと思っているわけではありません。褒めることによって、自分が望んでいる上司像を示すのもありでしょう(たとえば、稀に仕事を任してくれることもあると思います。そういうときにすかさず「こんな私に仕事をまかしていただけるなんて、○○さんは、太っ腹ですね」みたいなことを言う手です。根気が必要で、何度も言う必要がありますが、このような言葉を繰り返し言われると、自分は、「太っ腹な上司だ」と勝手に自分のセルフイメージをラべリングをし、そう行動を変えていく可能性もあります)。ただ、注意しなくてはならないのは、クラッシャー上司は、往々にして警戒心の強い人でもあるので、あくまでも、実際にあった行動とともに褒める・感謝をしないと、なにか裏があると疑われてしまいます。

4.3にもつながりますが、とにかくいろいろと最善策を考えることも重要です。こういうピンチのときにどれぐらいアイデア解決策が考えられるかは才能ではなくスキルです。どの場所で仕事するにも使えるスキルなのでこれを機会に身につけるようにしたいところです。

 

最後に、クラッシャー上司はクラッシャー上司から卒業できない限りかならず失敗します。その理由は明らかで、考え方が偏っているからです(繰り返しになりますが、そこを正面を切って、一生懸命指摘しても治らず、あるとすれば、3のようにこっそり誘導するぐらいしか方法はないと思います)。ある部分は優秀であなたより多少地位は高いかもしれませんが、必ず限界がきます。一方その人と接していると、あなたにはメリットもあるのではないかと思います。人間ストレスがあるときに一番成長するという考え方もあります(注2)。復讐とか考える必要なんてありません。ゴリラを見るように気軽に接するぐらいの気構えができればいいと思います。今日は概要だけですが詳細は別途議論したいと思います。 

 

※1内藤誼人 『怒られない技術 「失敗」を切り抜ける心理テクニック』 (知的発見!BOOKS 2013年)

https://www.amazon.co.jp/怒られない技術-「失敗」を切り抜ける心理テクニック-知的発見-BOOKS-内藤誼人-ebook/dp/B00GOL2QW4

 

※2 ケリー・マクゴニガル『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(大和書房)

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