働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(忍耐について)

今日、働くことについて考えたことは、忍耐です。働いていると、忍耐することが必要になることがありますが、なぜ忍耐しなくてはならないか考えてみました。

 

1.なぜ忍耐する必要があるのか

なぜ忍耐する必要があるのかというと、いくつか理由があると思いますが、今日は二つ理由をあげたいと思います。

一つ目は、耐え忍ぶというのは、美徳だからです。人生の意味というのは、「ありそうでないもの」だと思いますが、学校生活や社会人生活において、逃げずに耐え忍んだ時間というのは、それがどのような結果につながったとしても良い思い出になると思います。私は、そういうものを美徳というのだと考えます。

二つ目は、忍耐をするということは、他人のせいにしないことだからです。なんでもそうですが、他人のせいにしているときは、物事がうまく前に進みません。うまくいかなかったときに自分のせいにできる忍耐力が、成功するために必要です。

 

2.どうやったら忍耐を楽しめるか

 

耐え忍ぶということ自体が楽しめれば、充実した人生を歩めそうです。忍耐を楽しむ方法を考えてみました。

 

一つ目は、忍耐は、それ自体で自分の価値を高めることだということを認識することだと思います。自分の価値というのは、かならずしも、なにかで測れるものではありません(収入で測ろうとする人もいますが、それは間違いです)。忍耐をすること自体で、価値のある人間が何であるか、直感的に分かってくるのだと思います。上記で忍耐は美徳だと書きましたが、定義あいまいな美徳というものを直感的に理解できるようになるのが忍耐なのだと考えています。

二つ目は、良い言葉に触れることだと思います。忍耐の良いところを触れる言葉はいくらありますが、菜根譚に載っている以下の言葉を引用します。

世俗の人は、心が満足することを楽しみとするので、かえって、その楽しみを求める心に苦しめられるが、賢人は、苦しみに打ち勝つことを楽しみにしているので、苦しみのおかげで楽しみを得ている(前集202)

 

菜根譚 (岩波文庫)

菜根譚 (岩波文庫)

 

心を満足させるものを求めると、かえって苦しんでしまうことはよくあると思います。忍耐すること自体を楽しむことができれば、豊かな人生が歩めそうです。

 

以上が本日考えたことです。最後までありがとうございました。