今日、働くことについて考えたこと(うまくいっている時に学ぶ)
今日、働くことについて考えたことは
「うまくいっている時に学ぶ」
です。
うまくいっている時というのは、警戒することをわすれがちですが、
そんなときでも学べる方法を考えてみました。
1.苦しいときにはいろいろ学べる
苦しいときというのは、逆風ですが、いろいろ学ぶことがたくさんあります。
日本において、もう30年近く、衰退していると言って良いかと思いますが、
着実に学んでいることはあるのではないかと思います。
苦しいときに学ぶことがあるので、ある意味怖いものはないのですが、
逆にうまくいっている時というのは、学ぶというのが難しいと思います。
私の好きな菜根譚においても、楽な時を戒める言葉として以下のように言っています。
人間、逆境にあるときは、身のまわりのすべてのことが、はりや薬でそれで節操をとぎ行いみがいているのであるが、しかも本人はそれを知らずにいる。
(これに反し)
順境にあるときは、目の前のすべてのことが、刃や弋で、それで肉を溶かし、骨を削っているのであるが、しかもそれを本人はそれを知らずにいる。
楽な時、うまくいっている時というのは、知らず知らずの間に学ぶ機会を奪われているのです。
2.うまくいっている時に学ぶ方法
それでは、うまくいっている時に学ぶ方法というのを考えてみました。
それは、
うまくいっていない時のことを思い出し、
・それを自分がどのように解決したか
・どのような手助けがあったら解決できたか
というのを書き留めておく
ということです。
これは、数学の問題でも応用が可能です。
難しい数学の問題を解いてみたけど、わからなかったときに
解答方法を見ると思います。
その時、解答方法を「ふむふむ」と読んで、次に解けるかというと微妙です。
解答を読む際に、
「どのようなヒントがあれば、自分は解けたか」
を考え、アウトプットとして残しておけば、数学が苦手な人でも、
着実に実力をつけることが出来ます。
それと同じように、うまくいっているときに、
逆風だった時のことを思い出し、どのようなポイントがあれば、
もっとあの時うまくいくことが出来たのだろうと考えることは、
次の逆風の時に応用することができるはずです。
そして、ブログ等にアウトプットすると、より整理されるので、良いはずです。
以上本日考えたことでした。
最後までありがとうございました。