働くことを考えるブログ

充実した生活を送る

今日、働くことについて考えたこと(組織の維持)

今日働くことについて考えたことは

組織維持

です。

本来組織というのは、何かの目的があって、その目的が達成されれば、組織はなくなるべきなのですが、名目を変えて組織が維持されることがあります。そのことについて考えてみました。

 

 

 

1.組織が手段であれば、組織のあるべき姿~オーシャンズ11など

組織というのは、本来何かの目的の為にの手段であるはずです。

イメージでいうと、オーシャンズ11のような感じだと思います。それぞれ役割があって、集められて、プロジェクト達成後に即解散するべきなのですが、日本において、そのようなことはほとんどありません。

オーシャンズ11 - Wikipedia

 

2.なぜ組織維持が目標になってしまうのか

当然のことながらオーシャンズ11のようなケースはまれで、まずは箱、組織ありきの事はよくあります。

 

なぜ、そのようなことが起こるかというと、二つ理由があります。

一つ目は、

組織に所属することは楽しい人もいるから

です。

毎日顔合わせれば、自然と仲良くなるのが、人情だと思います。

また、人によっては、組織があるとポジションが得られる人がいます。その人にとっては、ポジションに得られることによって承認欲求が満たされたりするわけです。

二つ目は、

組織の目標をなかなか達成しないものにしている

ことです。

たとえば、「ゆたかな社会を実現する」「一人一人の幸せに応える」などです。これらの抽象的な目標は、明確に否定することはできないものの、達成がなかなかできないものです。

このような曖昧な目標で組織の維持を実現するのは、複雑なプロセスによってのみ達成することが可能で、至難の業なのですが、このような曖昧な目標で組織が維持されるのは、事実だと思います。

 

3.自分が所属する組織の目的を分析してみる

 

組織維持自体が本音の目標というのは、文面という形で共有されることはありません。多くが不文律なのです。その不文律を読み取れず、「何の為にこのような組織があるのだ」言って正面から、組織に切りこもうとすると、イバラの道が待っています。

自分が所属している組織が、表の目標ではなくて、裏の目標(本音)で、どのような目標を持っているか分析するというのは大切です。

どうやって分析するかというと、思考実験をしてみることです。たとえば、自分にその組織においてそれなり権限があって主導して所属する組織を解散させようとしたときに、どのような反応があるか考えてみることです。

そうすると自分の所属している組織が組織維持を目標としているか否かを確認できると思います。

 

以上が本日考えたことでした。

組織というのは、手段であるにも関わらず、目的になっていることがあるということをかきました。

最後までありがとうございました。