今日、働くことについて考えたこと(仕事に終わりがない)
今日考えたことは、仕事に終わりがないということです。
仕事に終わりがないというとどんな気持ちになるか人それぞれだと考えています。ポジティブに考える人は、無限にチャンスがあると考えるのだと思います。
私は、個人的には、仕事が無限にあることは良いことだと思いますが、それに対して報酬が見合わないことが問題だと思います。報酬というのはお金だけでなく、単純に感謝されるというのも含みます。
前にも書きましたが、仕事の本質というのは人の役に立ち、感謝されることだと思います。無限に仕事があるという事実にモヤモヤした気持ちになるのは、頑張って仕事しても報酬が得られないことや感謝されないことでしょう。
お金というのは目的ではなく、手段のはずですが、報酬を与える手段として、そのわかりやすさのためにいつのまにか、目的となってしまっています。高度成長期のように給与で仕事を報いることが出来た時代は良かったのですが、いまはそのようなことがどんどん難しくなっています。
また、現代の社会において、家庭の外というのは、男性が中心になって作ったので、人の気持ちを考えるとかそのような共感性のある社会ではなく、極めてシステム的だと思います。その中で、仕事に対して感謝をする安易な方法としてお金が使われているのですが、感謝の方法に考慮すべき部分が基本的に思考停止しているのが、もろもろの世の中のひずみなのではないかと最近思います(本の内容とは若干ずれますが、最近以下の本を読んで思いました)。
仕事と家庭は両立できない?:「女性が輝く社会」のウソとホント
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そこで、すこし恥ずかしいかもしれませんが、上司など仕事をお願いする人は相手に対して共感を示したり、もっと感謝の気持ちをしめすといいのではないかと思います。払うお金がないとか、相手の仕事の結果が給与に見合わないとか考える前に、頼んだ仕事をしてくれた相手に対して素直に感謝の気持ちを伝えた方が仕事は必ず楽になるはずです。そういうことをもっと社会にでる前に学校で教えてあげればいいのではと思いました。