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今日、働くことについて考えたこと(準備について)

今日、考えたことは、ほどほどの準備です。

先日よく準備することのメリットを書きましたが、準備にあまり時間をかけすぎても、イマイチです。

deepdeepthinking.hatenablog.com

ほどほど準備することについて考えてみました。

 

1.準備のやり過ぎはどうやって避けられるか

 

準備に時間をかければかけるほど、良い結果になる可能性が高まります。ただ、時間に限りがあるので常に完璧に準備できるわけではありません。どこかで見極める必要があります。

その際に完璧に準備しなかったことによるメリット・デメリットを考えるのが良いのではないかと思っています。

準備を打ち切って実行に移す場合のメリットは、ざっくり言えば、時間に間に合う、デメリットは準備不足で失敗するかもしれないということです。その時の状況によって詳細は違うと思いますが、共通するのはそんなところだと思います。

 

2.なぜメリット・デメリットを考えると良いか

 

なぜそのようなメリット・デメリットを考えると良いかというと、一番は、自分の中の説明責任がつくことだと思います。

最終的に失敗してしまったときに、メリット・デメリットで考えておくと、失敗するリスクあったのだけれど、スピードを重視する判断をしたのだという納得感があるのです。

決断力というのは、あとで責任を持つことです。後で責任を持つというのは、結果に対して自分が下した判断に対して一貫した説明ができることです。責任を取るというと要職を辞めるとか減給を受けいれるとかを思い浮かべてしまいますが、本質的には、失敗した結果に対して説明することが求められるのです。

準備をして失敗した場合に、単に準備不足だったのと、時間がなくてやむを得なかったのでは、説明に大きな違いがあります。結果は、結果で一緒ですが、後者は、一貫した考え方を自分自身に示すことができます(他人への説明も重要ですが、まずは、自分自身が納得できるようにすることが決断力をつけることになると思います)。

 

以上が本日考えたことでした。

話の筋が若干それますが、最後にメリット・デメリットを書きだすことは、古くは以下の本にも書かれています。

ご参考までにリンクをお送りします。

 

新訂 孫子 (岩波文庫)

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最後まで読んでいただきありがとうございました。