今日、働くことについて考えたこと(辛抱する)
今日、考えたことは辛抱です。
辛いときに逃げ出すことも重要ですが、必ずしも逃げられるわけでもないときもあります。そういうときには辛抱が大切です。そのことについた考えてみました。
1.なぜ辛抱しなくてはならないのか
技術が発展している現代において、辛抱しないように仕組まれているものが多いです。便利なものに囲まれていると辛抱がなんで大切なのか忘れがちです。
なぜ、辛抱が必要かというと、技術革新があっても、人と接して生きていく以上辛抱しなくてはならない場面というのに遭遇してしまうからです。
たとえば、人を指導するときです。人は、ああすればこうなる式に簡単に育ってくれるわけはなく、どうしてもまたなくてはならないときもあります。
また、どんなに良いアイデアであっても、すぐ売れたり、目に見える効果が出てくるということは稀で、大抵の場合、時間が経ってから、顧客から理解され、売れ始めたりします。
そのような時に辛抱よく待つというのか重要なのです。
2. どうやったら辛抱強くなれるか
それでは、どうやったら人は辛抱強くなれるかですが、二つ考えました。
一つ目は、人を指導したり教育する経験をすることだと思います。アルバイトで家庭教師をやる、社内で講師をするなどで構わないと思います。そのような経験を通じて、人間というのは一筋縄では育たないことを学べます。
二つ目は、いろいろな良い言葉をしっておくことだと思います。たとえば、菜根譚では以下のように書かれています。
人間、逆境にあるときは、身のまわりのすべてのことが、鍼や薬で、それで節操をとぎ行いを磨いているのであるが、しかも本人はそれを知らずにいる。順境にあるときは、目の前のすべてのことが刃や戈で、それで肉を溶かし骨を削っているのであるがしかも本人はそれを知らずにいる。
(前集99)
逆境にこそ、自分を鋼のように精神的に鍛えるきっかけになるのです。精神的に本当に病んでしまうのであれば、ちょっと、考えた方が良いですが、逆境に耐えると必ず得るものはあります。それがいつか、順調にいったときや似たような逆境に遭遇したときにうまく対処できるのだと思います。このような良い言葉によって辛抱強くなるのだと考えています。
以上が本日考えたことでして。本日も最後までありがとうございました。