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今日、働くことについて考えたこと(交流分析)

今日、働くことについて考えたことは、心理学でいうところの交流分析です。

働いているとコミュニケーションに違和感を感じる時があります。そういうときに役に立つのが交流分析です。

 

交流分析の詳細は、以下に書かれています。

交流分析 - Wikipedia

 

交流分析は、人間には、親(P)、大人(A)、子供(C)の性格が分かれて混在しており、相手の中の親部分(P)と自分の中の親部分(P)、相手の大人部分(A)の部分と自分の大人部分(A)など同じ性格の場合で会話するとスムーズに行くのですが、親部分(P)と大人部分(A)とか、親部分(P)と子供部分(C)だと会話に違和感が出てくるという分析方法です。

 

たとえば、「今日の天気は何ですか?」大人部分(A)でといったときに、「雨です」とか「晴れです」とか大人部分(A)で返信されると違和感ないですが、「うるさい、見ればわかるだろう!」と親部分(P)で返信されたり、「天気なんていいから遊びに行こうよ」と子供部分(C)で返信されると、気持がモヤモヤしてくると思います。それをすっきり分析してくれるのが、交流分析です。

この交流分析は、会社や人間関係で応用が利きます。会話に違和感を感じた時に、相手がどの部分で会話をしようとしているか分析する練習をすると、相手が本当になにを求めているかよくわかります。

そして、ちょっと古いですが、以下の本では、職場関係では、面倒な相手には大人部分(A)を貫き通すとよいと書かれています。

 

なぜか同じ失敗を繰り返してしまう人たち (扶桑社文庫)

なぜか同じ失敗を繰り返してしまう人たち (扶桑社文庫)

 

 

大人部分(A)で会話し続けるイメージは、iPhoneのSiriと会話するイメージです。Siriは、こちらが子供部分(C)の部分でふざけても、親部分(P)の部分で怒ってみても、かならず大人部分(A)で答えてきます。Siriが大人部分(A)の部分で返し続けられると、だんだん飽きるように、面倒な相手に、理性のある大人部分(A)で返し続けると、相手もだんだんで大人部分(A)返信してくるようになります。

ちょっとここで、注意しなくてはならないのは、大人部分(A)で話しているつもりが、親部分(P)になっていたりすることもあります。たとえば、明らかに雨なのに「今日の天気は?」と聞いてくるような場合は、裏のメッセージとして親部分(P)の目線で子供部分(C)に向けのメッセージ(「おまえには天気もわからないだろう」のようなメッセージ)のようになってしまうので、なるべく裏表ともに大人部分(A)のメッセージを出すのが良いと思います。

 

以上が、今日考えた交流分析です。最後まで読んでいただきありがとうございました。