今日、働くことについて考えたこと(ビジネスにおいてストーリーが大事)
今日考えたことは、ビジネスにおいて、ストーリーが大事という話です。
仕事をしているといろいろなデータに触れる機会があります。数字で示されていると、それを分析するのが正しい気がしてきてしまうのですが、ビジネスにおいては、ストーリーが大切だということを考えました。
以下の本は、7~8年前に出されたときにすこしブームになりました。経営戦略において、重視すべきは、話したくなるような 面白いストーリーにあるという本です。
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
- 作者: 楠木建
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/04/23
- メディア: 単行本
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そして経営戦略とは、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白い「お話」をつくるということだとこの本では主張しています。
この本は、非常に参考になる事例がたくさん載っているのですが、それでは、どいうストーリーが面白いストーリーなのかというのには、答えてくれません。おそらくそれは、読者自身で考えなさいということなのかもしれません。
そのヒントが、ピクサーで使われている話の型にありそうだったので、書きとめておきます。
これによると、ピクサーの話には、以下のような型があるそうです。
1.昔は~
2.毎日~
3.あるとき~
4.ああだったからこうした~
5.こうだったらああした~
6.とうとう私は~
この型にあてはめると、ストーリーは面白くなる気もします。
たとえば、
1.昔は、ブログを更新してもまったくアクセス件数が増えなかった。
2.毎日、毎日更新したが、2年間まったくアクセス件数がふえなかった。
3.あるとき、ふとしたきっかけで書いた記事の内容が、好評だった。
4.好評だった理由を分析して、〇〇のような変更を加えた。
5.そうしたら、アクセス数がさらに増えた。さらに改善を重ねた。
6.そして、とうとう私のブログの件数は、月間100万PVに達成した。
みたいに書くと少し上記の本で言うところの思わず語りたくなるようなストーリーになるような気がします。
最後に、お笑い芸人でもミュージシャンでもそうですが、上記の1と2が長ければ長いほど、3.以降のブレークした後の活躍は長いのだと考えています。愚直に苦労されている方の参考になればと思います。
以上、今日働くことについて考えたことです。最後まで読んでいただきありがとうございました。