働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(権限委譲)

今日、働くことについて考えたことは、

権限委譲

です。

昔は、ある程度事業規模が大きくなると権限委譲というのをやる必要があります。

そのことについて考えてみました。

 

 

1.なぜ権限委譲が必要なのか

 

権限委譲をする意味は二つあります。

一つ目は、権限委譲ないと回らないからです。

仕事の規模が2~3人程度で回るのであれば、まだ一人でコントロールができるのかもしれませんが、仕事の規模が大きくなると、自分のすべて一人でやることはできません。

誰かに頼まないと、回らないのです。

 

二つ目は、権限委譲をされた人の成長を促すことができることです。

権限委譲されて、自分で判断するようになって初めて見える部分があったりします。

サッカーを見ていても、サッカーをやらなければ上達しないのと同じです。

実際に自分の判断で考えてみてわかる部分があるのです。

 

2.権限委譲はなぜ難しいのか

 

権限委譲のメリットはあることがわかっていても権限委譲というのは、簡単に出来るものではありません。

その理由は、三つあります。

 

一つ目は、自分でやった方がうまくいくというものです。

権限委譲して、任せてみたら、ノロノロやっていて、うまくまわらないので、イライラして自分ですべてやってしまうということはよく見られます。そうするといつまでたっても権限委譲できません。

 

二つ目は、自信を無くしてしまうことです。

上記とは逆に、権限委譲された人が、自分よりうまくやってしまった場合、今まで自分がやっていたことに自信がなくなってしまうのです。それが見えるのが嫌で、権限委譲しないというケースもあります。

 

三つ目は、カリスマ性が邪魔することです。

たとえば、スティーブジョブスに同じ仕事を頼まれるのと、その後任のティム・クックに頼まれるのでは、現実問題として、受け取り手の印象は、違ってくると思います。

いくら権限委譲されていたとしても、スティーブジョブスに頼まれた方が、尊重されている感じがして、仕事がしやすいということはあると思います。

ここまで極端な例を持ち出さなくても、この人に頼まれたのであればやるのだが、権限委譲された部下に頼まれた仕事は、やる気がでないというのはあります。

オーナー企業がオーナーがいなくなると途端に衰退するのは、これが原因だと思います。

 

3.どうすればスムーズに権限委譲ができるのか 

それでは、どうやったら、うまく権限委譲できるのか、考えてみました。

 

それは、自己顕示欲をなるべく排除することだと思います。

 

上記であげた内の二つ

 

「自信をなくしてしまう」

 

「カリスマ性が邪魔する」

 

は、いずれも、自己顕示欲を控えれば、だいぶ改善するはずです。

そのためには、権限委譲をした後に広がる可能性を信じることが大切だと思います。

 

以上が本日考えたことでした。

最後までありがとうございました。