今日、働くことについて考えたこと(客観的なものに頼らない)
今日、働くことについて考えたことは
「客観的なものに頼らない」
です。
数字であったり、資格は、大切ですがそれらのような客観的なものに頼らないことも大切だと思います。どうやったら頼らないことができるか考えてみました。
1.なぜ客観的なものに頼らないことが大切なのか
数字や資格も大切ですし、評価がわかりやすいと思います。
たとえば、「年収が〇〇ある」、「売上が〇〇までいった」、「〇〇大学を卒業した」「〇〇士の資格をもっている」というと、その人の評価はしやすいと思います。
しかし、数字や資格に頼らないことというのも大切です。
その理由は、二つあると思います。
一つ目は、数字や資格に頼った評価というのは、
達成できないことにそもそも価値を置いてしまうから
です。
皆年収が1億円、2億円であれば、価値がなくなってしまいます。
誰かが達成せず、誰かが達成するという構造でないと数字や資格というのは価値が下がってしまうのです。すなわち、かならず誰かは、達成できないのです。
二つ目は、
評価は、数字や資格では表せないものの方がたくさんあるから
からます。
たとえば、芸術作品は、オークションで1億円と評価されたピカソの作品が盗まれたので1億円と評価ゴッホの作品をもらっても違和感があるはずです。それぞれの作品には、それぞれの価値があるからです。
また、たとえ、ある資格を目指して頑張ったけれども、資格に合格できなかったとしても、その過程がすべて無駄だということはありません。
人生において、数字や資格で表せない価値のあるものというのが存在するのです。
2.それではどうやったら客観的なものに頼らないようにできるか
それでは、どうやったら客観的なものに頼らないことができるかというと
いくつか方法はあると思います。
芸術作品を見るというのもありますが、私が一番重要だと思うのは、
見返りをもとめないことをしてみる
ということなのではないかと思います。
絶対に見返りのなさそうな、遠くの人に対して、寄付金を出してみるとか、もう絶対に合わない人に対して、感じよくしてみるなどをすることです。
我々現代人は、「ああすれば、こうなる」というのに縛られすぎていると思います。たとえば、「資格を取れば、年収が得られる」とか「こういうサービスをすれば、こういう対価がもらえる」など、思考が固まっているのもありますし、全体的に飽きているのではないかと思います。見返りをもとめない行動というのは、その考え方から少し離れることができるのです。
尚、「絶対に見返りがない」というものは、無いと思います。どんなに遠く離れていても、なんらかの形で自分にとって利益になるのです。自分に戻ってくるタイミングがわからないだけです。
以上が本日考えたことでした。
客観的なものに頼らないためには、見返りをもとめないで、いろいろやるという話でした。
最後までありがとうございました。