今日、働くことについて考えたこと(見返りのない仕事)
今日、働くことについて考えたことは
「見返りのない仕事」
ことです。
日々仕事をしていると、この仕事見返りないなと思うことがあると思います。そのことについて考えてみました。
1.見返りのない仕事
働いているといろいろな人に、自分の業務とは関係ないことを頼まれることがあります。
自分の業務とは関係ないことを仕事として引き受けるのは、給与という形では見返りはないと考えるのが通常だと思います。
ただ、そのような見返りのない仕事こそ、あえて拾うことも大切だと思っています。
2.なぜ見返りのない仕事を拾った方が良いのか
なぜ見返りのない、頼まれ仕事というのをやった方が良いかというと、
貸しを作ることができる
からです。
貸しを作るというのは、ビジネスの本質だと思います。たとえば、フリーミアムビジネスモデルというのは、貸しを作ると同義です。
3.フリーミアムビジネスモデルと貸しを作ることは一緒
フリーミアムのビジネスモデルで典型的なのは、民放のテレビだと思います。広告を見る代わりに、私達はただでテレビ番組を見ることができます。一般的な説明としては、広告を見るので、視聴者に対して宣伝することができるから、広告主が番組の制作費を負担するという説明です。その説明も正しいのですが、自分が広告主になったつもりになって想像してみると、わかるかと思うのですが、ある程度太っ腹でいる必要があります。
テレビ番組「サザエさん」のスポンサーは、年間8億円払っていると推測されるそうです。
年間8億円払って、どれだけ対価が得られているのかというのは、ある程度説明できるロジックはあるものの、精緻なものは出ないと思います。むしろ、見返りをもとめず、広告主側が視聴者に対して貸しを作っているのだと考えた方がビジネスの見方としてわかりやすいのではないかと思います。それを人によってはブランドイメージ広めるというふうに言う人もいますが、本質的には一緒のはずです。
以上が本日考えたことでした。
見返りのない仕事というのは、貸しを作ることができることを書きました。ただ、貸しを作るのが良いからと言って、見返りのない仕事をしすぎるのは、バランスが必要です。ブラック企業は典型的な例です。ある程度は、助けるけれども、助けすぎは、よくないと思います。
最後までありがとうございました。