今日、働くことについて考えたこと(ギリギリまで見返りを求めない)
毎日働くことについて考えている、がねがねめがねです。
今日、はたくことについて考えたことは
「ギリギリまで見返りを求めない」
ことです。
サービスをする、お金を払う、貸しを作る等自分が与える立場だとすぐ見返りを求めたくなりますが、ギリギリまで見返りを求めないことも大切です。そのことについて考えてみました。
1.ギブアンドギブ
多くの方が、ギブアンドテイクではなくギブアンドギブが大事であることを主張しておられます。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
- 作者: アダムグラント,楠木建
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なぜ、ギブアンドギブが良いかというと、一般的に与えられた人は良いことをされると返さなくてはならないという気持ちになるという説明(返報性の原理)もされています。
返報性の原理(法則)とは | ビジネス・心理学用語集:意味・解説など | ビジネス心理学
私は、この説明は、ある程度真実を表しているとおもいますが、かならずしもうまく使えるとは限らない法則だと思います。たとえば、好きでもない人にプレゼントをもらい続けられたら、何か返してあげたい・その相手を好きになるかと思うかといえば、むしろ気味が悪くなると思います。
2.ギリギリまで待ち、突然返ってくることを期待する
何かを人に与えたら、それはなんらかの形で返ってくると思います。どんなに遠くで、まったく縁のないと思えた人に与えたとしても、何らかの形で自分にメリットになります。
その理由は、人間であれば、かならずどこかで関係があるからです。
以下の「六次の隔たり」というのは、知り合い6人をたどっていけば、かならず、知りあいになるという原理です。この原理が正しいかはよくわからないですが、どんな人でも縁があるのは間違いないでしょう。
ただ、その返ってくるタイミングが、すぐ返ってくるか・そうではないか、具体的にどう返ってくるかがよくわからないことが味噌だと思います。
それをギリギリまで待つというのを私はお薦めします。
おそらく世界で最も成功した投資家であるウォーレン・バフェットは、以下の通りのことを言っています。
株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます
これを読んで
「株売らないのであれば、いつまでたってもマネタイズ出来ないじゃん。わかったようなわからないような説明だな」と思ったのですが、最近この自分の考えが浅はかだということがわかりました。
成功する人というのは、マネタイズをギリギリまで待てる人なのです。ちなみにバフェットは、運用会社から今だに10万ドルしかもらっていないそうです。おそらくもっている資産の数パーセント以下しかマネタイズしていないということです。
以上が本日考えたことでした。
何かを与えたらギリギリまで見返りを待つことが豊かな人生を歩む一歩だということを考えました。
最後までありがとうございました。