今日、働くことについて考えたこと(意味のないものに熱心に取り組む)
今日、働くことについて考えたことは
「意味のないものに熱心に取り組む」
ことです。
働いていると、これ、すごい情熱入れているけど何か意味があるのかと思うことがあります。そのことについて考えました。
1.なぜ月面を目指すのか
月に到達することというのはすごいことだと思います。
ただ、月に行って何の意味があるのだろうと思ってしまう人は結構いると思います。
最近は、火星に本気で行こうと計画されています。移住するといっても、そのお金をかけるのであれば、医療などもっと違うことに投資すれば良いのではないかと思ったりします。
ただ、月面に行く等の一見まったく意義のなさそうなことに情熱をかけることには、相応のメリットがあると思います。
そのメリットとは、
別の意義が見出される
ことです。
60年代の月面着陸に向けた宇宙開発のおかげで、衛星技術が発展し、今日のような遠距離通信につながった面もあります。
2.月面着陸以外にもいろんな事例がある
池上彰氏がノーベル賞受賞した小柴昌俊氏にインタビューした際に、「小柴氏の研究は何の役に立つのか」と聞いたところ、小柴氏は「何の役にも立たない」と答えたそうですが、その後、火山の中のマグマ活動の分析に使われるようになったそうです。
このように別の意義が生まれるというのは、例をあげればいくらでもあります。
したがって、取り組む内容が空虚だと感じたとしても、それなりに情熱をもって取り組むと、後で何らかの役に立つということだと思います。
毎年、甲子園を目指して、たくさんの高校生が一生懸命練習しているのですが、甲子園にいけなかったとしても、まったく意義がないかというとその経験が何かの役に立つはずです。チームプレイの経験であったり、体力をつけるなどです。
とくに情熱を注ぐと、得られる情報が、圧倒的に多くなります。情報が得られれば得られるほど、なにかに役に立つチャンスが増えるのです。
以上が本日考えたことでした。
意味のないものに熱心に取り組むことについて考えてみました。
最後までありがとうございました。