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今日、働くことについて考えたこと(アジアと西洋)

今日、働くことについて考えたことは、アジアと西洋です。ざっくりですが、ビジネスにおいて、アジア的な考え方と西洋的な考え方の差を考えてみました。

 

1.アジアと西洋の考え方の差

アジアの考え方と西洋文化の考え方に違いがあると思います。色々とありますが、ビジネス関連という意味で押えておく必要があるのは、二つのだと思います。

一つ目は、集団主義個人主義です。一般的にアジアは集団主義をとり、西洋は個人主義をとると言われています。集団主義というのは何かというと、何か物事を決定する時に、集団の意向が反映される考え方です。たとえば、社会人成り立ての時に何の仕事をするか決める時に、自分の意見ではなく、親の意向を踏まえて仕事を決めると言ったものです。あとは、お見合い結婚もそうです。そのような考え方は、アジア圏で普及されていると言われております。個人主義は、その逆です。基本的に自己責任で決めるというものです。

二つ目は、無限に発展するか、有限に発展するのかということです。仏教もそうですが、基本的にアジア的な発想は、最後は無になると考えます。西洋的な発想では、世界は永遠に存在し、無限に発展すると考えていると思います。グローバリゼーションが行きわたり、西洋的な物の考え方(無限に発展する)というのが、ひとつのスタンダードになっていると思いますが、おそらく、アジア的な考え方とは本来馴染まないのではないかと思います。

 

2 . もし違和感を感じているようであれば

西洋的なものの考え方の人が、集団主義的な考え方の会社や組織に所属すると違和感が出てくると思います。逆もまた然りです。そのような観点で、違和感を感じているようであれば、どうすれば良いか二つ考えてみました。

 

一つ目は、自分が所属する組織がアジア的な考え方なのか、西洋的な考え方なのか見極めることです。たとえば、「若手だから飲み会幹事やって」とか「今日は、よくなかったけど明日はよくなる」みたいに何かを判断する際に、明確な理由が説明されなくても組織として受け入れる傾向があるところは、アジア的な考え方の組織だと思います(外資だから西洋的な考え方というものでもないと考えます)。

以下は専門書ですが、その判断の参考になると思います。

 

個人主義と集団主義―2つのレンズを通して読み解く文化

個人主義と集団主義―2つのレンズを通して読み解く文化

 

 

二つ目は、どちらが正しいということはないと認識することです。集団主義的な考え方も、個人主義的な考え方もいずれも良い面悪い面があります。どちらが正しいというのはなく、議論をし始めると消耗するだけです。むしろ、自分の考え方がその組織において大多数に属するのかそうではないのかを知っておくことの方が意味があることだと思います。

 

 以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。