働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(一人で出来ることの限界)

今日、働くことについて考えたことは、一人で出来ることの限界です。偉人や成功物語を読むと一人で全てやったことが強調されますが、実際は、そんなことはないです。そのことについて考えてみました。

 

1.なぜ、一人でやることが強調されるのか

伝説のヒーローがいて、悪の帝王を倒すなど、一人の英雄が、全て一人で解決するストーリーはよく見かけます。また、偉人や成功者の伝記も、その偉業を一人で全てやり遂げたという話が大多数を占めると思います。

実際は、そのような偉業というのは、一人でやっているわけではなく、成功の影にいるいろいろな人の積み上げで、「たまたま目立ったのがその人」ということはよくあります。源頼朝一人で鎌倉幕府を創設したのではなく、有名・無名な人の協力支持があって、鎌倉幕府が出来たのですが、源頼朝一人で創設したみたいな印象を受けたりします。

一人で出来ることというのは、限界があるのですが、なぜ、まるで一人でやったように偉業が強調されやすいか考えてみました。二つ理由があると思います。

一つ目は、わかりやすいからです。誰が鎌倉幕府を設立したのかと言われた時に、「あの人がこうして、ああなって結果、鎌倉政府が出来た」という説明よりは、「源頼朝が設立させた」といった方がわかりやすいです。説明が簡略化されているのだと思います。

二つ目は、追体験しやすいからです。ヒーローもののグッズが売れるのは、追体験したいからに他なりません。主人公が複数いると、追体験しにくいですが、一人であれば、あたかも自分に起こった事として、体験できるのです。

 

2.一人出来る限界を知り、人から協力を得る方法

 

学校の勉強も、一人で行うことが強調されます。たとえば、試験において、数学の難問を解くのは、チームではなく、一人で解いて、最終的に学歴が決まっていきます。そのような教育を受けていると、人を巻き込んで、物事を進めていくという経験が軽視されがちなのですが、社会に出たらそのノウハウが大切になります。どうやったら人から協力が得られるか考えてみました。二つ方法があります。

 

一つ目は、一人で出来ることの限界を改めて認識することです。テレビの特集などを見ていると、成功者だけがスポットライトを浴びますが、その成功を支えた上司、部下、競争業者など、スポットライトが浴びていない人に改めて注目すると、一人で出来ることに限界を改めて認識できると思います。

 

二つ目は、たくさん貸しを作ることです。お金もそうですが、困ったときに手を貸した経験は、そのあと、その人から協力が得やすいです。なぜなら、貸しがある人はどこかで返さないといけない思っているからです。貸しがちょっとたくさんあるなぐらいが丁度いいと思います。

 

以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。