今日、働くことについて考えたこと(レイ・クロック~その2)
毎日、働くことについて考えている、がねがねめがねです。
本日考えたことは、昨日に続き、
「レイ・クロック」
です。
昨日のブログでは、不屈の精神で、50歳から成功を収めた人として希望の星のように映ることを書きました。その続きを書きます。
deepdeepthinking.hatenablog.com
1.映画「ファンダー ハンバーガー帝国の秘密」について
以下の映画は、2016年に公開された映画で、マクドナルドを大きくしたレイクロックのことが描かれています。個人的には、とてもおもしろい映画だったと思います。
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ - Wikipedia
2. 感想
以下、映画の感想を書きたいと思います。
レイクロックのビジネス業界での評価は、高いのですが、この映画を見て、少しレイクロックの見方は、変わり始めているのかなと考えました。
具体的には、
競争社会に疲弊し始めているのではないかと思います。
この映画はいくつかフィクションのところとあり、大筋は間違っていないものの、意図的に変えているところがいくつかあるようです。
たとえば、映画では、エセルという女性と結婚している間にジョアンと知り合って、最終的にエセルと離婚してジョアンと結婚したという設定になっています。
実際は逆なようです。
ジョアンと知り合ったけれども、結婚できず、エセルと結婚、その後離婚し、ジョアンと結婚したとのことでした。
そういったレイクロックの人間味のあるところは、この映画では省略され、レイクロックという人物が、ビジネス拡大だけを目指し、周りがどうなっても気にしないところが強調されています。
それが良いとか悪いとかは言うつもりは、まったくないのですが、人物像として、競争社会であからさまに勝ち抜こうとするレイクロックを描いているのです。
この映画が受け入れられているということは、競争社会をあからさまに賛美し、勝ち抜くことにだんだん疲れていると推測します。
レイロックが明確に悪いかというと、そういうわけではありませんし、偉業は否定されないと思います。レイロック自体も、競争社会に勝ち抜くことに何の疑問も感じていなかったのでしょう。米国においては、成功することが常に求められています。その中であれだけの成功を収めたということは、並大抵のことではありません。
ただ、全員が全員レイロックになれるわけではなく、単なる経済的な成功ではなく、一人一人で何を仕事を通じて何を達成するのかがこの映画で問われているのかもしれません。
以上が本日考えたことでした。
今日は、レイ・クロック~その2ということで、映画「ファンダー ハンバーガー帝国の秘密」の感想を書きました。
最後までありがとうございました。