今日働くことについて考えたこと(サーバント・リーダーシップ)
毎日働くことについて考えている、がねがねめがねです。
今日働くことについて考えたことは
「サーバント・リーダーシップ」
です。
強烈な個性でぐいぐい組織を引っ張っていくというタイプを目指せない人には、サーバント・リーダーシップは、良いリーダーシップだと思いますし、ぐいぐい引っ張っていける人にも参考になるリーダーシップです。
1.サーバントリーダーシップとは
サーバント・リーダーシップの定義は以下の通りです。
サーバント・リーダーシップとは「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後に相手を導くものである」というリーダーシップ哲学
指輪物語を読んだことがある人は、主人公ブロドがイメージに近いと思います。決していばることなく、チームをまとめて、ゴールまで連れて行くのがサーバント・リーダーシップなのです。
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特に、今は、強力に物事を進めるのは受けが良くないので、サーバントリーダーシップが注目されているようです。
2.サーバント・リーダーシップに向いている人
サーバント・リーダーシップには、向いている人とそうではない人がいますが、向いている人の特徴は、
人間関係重視の人
です。
数字で示されても、数字ではなかなか割り切れないよという人は、比較的向いている人です。そして、我慢強くよく人の話を聴ける人、相手のことを優先出来る人は、サーバント・リーダーシップを担うことは比較的受け入れやすいと思います。
3.サーバント・リーダーシップと「ただの良い人」の差
そうすると、ただの良い人と何が違うのかと思うかたも多いと思います。ただの良い人とサーバント・リーダーシップが何が決定的に違うかというと
ゴールを明確に見定めることができる
ことが、サーバント・リーダシップの本質だと思います。
たとえば、Aというサービスを開始するプロジェクトマネージャーを任されたとします。そのプロジェクトメンバーに、Bというサービスの方が良いと主張してきたときに、その意見を言ってくれた人との人間関係を重視してBに変えてしまうというのが、「ただの良い人」です。Bの意見も受け入れ、そのメンバーの話は聞くもの、Aというサービスの目標を変えない人がサーバント・リーダーシップのある人です。
以上が本日考えたことでした。
サーバント・リーダーシップは、ただの良い人と違い、ちゃんとゴールをもっていることが必要ということを書きました。
最後までありがとうございました。