今日、働くことについて考えたこと(不安について)
今日考えたことは、不安についてです。
月曜日の朝など憂鬱だったり、仕事をしていると漠然とした不安を感じることがあります。その対処方法を三つ考えてみました。
一つ目は、その不安と距離を置いて向き合うようにするということです。距離を置くというのは、その不安に対して、理由を急いで決めないということです。
人間は安易に理由を探したくなる性質があります。不安に感じた理由が、ただの体調不良だっただけにも関わらず、テレビや電車の吊り広告でみたうまいフレーズに載せられて、本当に感じている不安とは別の理由で不安を分析してしまうのです。わかりやすい例だと、社会不安とかそいうものの報道があったとして、その報道に影響されて、社会不安があるから自分は今不安なのだと思ってしまうようなケースです。それが自分で解決できる問題ならば、いいのかもしれませんが、マスメディアで煽られた不安というのは、自分一人では解決できない大きな問題がほとんどなので、解決できないため無力感を感じ、逆にさらに落ち込んでしまいます。距離をおいて 本当に何が不安なのか見つめる必要があります。
二つ目は、その上で、不安であることをメモや紙に書き出すという方法です。テスト前に、不安を書き出た生徒は、書き出さなかった生徒よりも成績がよかったという研究結果があるそうです。
https://www.google.co.jp/amp/s/gigazine.net/amp/20110114_write_about_your_worries_before_exams
それは、なぜかというと、脳の前頭葉という部分のワーキングメモリをになう箇所が不安を感じていると不安の処理に容量を使ってしまうのですが、紙に、いわば、ダウンロードすると、負荷が減りパフォーマンスがよくなるとのことのようです。テストの前、プレゼンの前にも使えそうですし、仕事を始める前に書き出してみると良いかもしれません。
三つ目は、時間があればですが、運動です。単純な運動は、脳内のセロトニンという物質を出す効果があると知られています。
https://www.so-net.ne.jp/training/column/beauty/tore_00080_serotonin.html
セロトニンは、不安感を減らす効果があるようです。不安なことを思い浮かべながらマラソンや屈伸運動をするなどをすると、解決策を思いついたりします。
定期的な運動という意味では、徳川家康は、信長により自分の息子を死なせるという悲劇を経験しています。長男との確執があったとされても、気持的に潰れてしまいそうです。そこから立ち直ることができた理由は、もともとの強靭的な精神力に加えて、鷹狩なと定期的に運動をしていたからなのてはないかと個人的には思います。
以上が考えた不安対処法でした。最後に現代社会というのは、中央が存在して、そこが全てコントロールしている構図で分析しがちです。不安が発生するのは、脳内なのかもしれないですが、その発生する要因は必ずしも脳にあるわけではなく、体調だったり、いろいろな理由があるのです。上記の三つに限らず、複合的に不安をを分析すると良いのかもしれません。