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今日、仕事について考えたこと(叱ることのむずかしさ)

今日、仕事について考えたことは、叱るということです。

叱ることというのは、最近ですと、パワハラだとか言われてしまったりするので難しいことになっていますが、そのことについて考えて見ました。

 

1.叱ると怒るの違いは

 

怒りに任せて怒鳴るのと叱ることとは違います。なにが違うかというと、ルールがあるかないかだと思います。あらかじめ、このようなルールで運営しているので、破った場合は叱るというものは、叱るですし、そのようなものがないのであれば、それは怒る(場合によってはヒステリーと言われたりします)ことだと思います。

 

アドラーに学ぶ部下育成の心理学

アドラーに学ぶ部下育成の心理学

 

こちらの本は、叱ることはせず、ルールを決めたら、どのような結果になるか自ら学ばせるということが書いてあり、ちょっとここで考えていることと違いますが、本質的には一緒かと思います。ルールをあらかじめ決めておき、結果を学ばせることが指導において重要です。

 

2.今の時代、なぜ叱るのが難しいか?

 

現在叱られるが難しいのは、パワハラだと言われてしまうとか表面的な要因もありますが、本質的には、難しいところは、あらかじめルールを決めるということなのではないかと思います。

現在、ありとあらゆる分野において、スタートアップが規制を壊しています。Youtubeが典型的かと思います。著作権制度を壊して、新たな枠組みを作り上げました。このような時代だと、あらかじめルールを作ること自体が難しくなっていると思います。

部下とルールを決めたとしても、そのルールが時代とともにすぐに変わっていくのです。昔の方が部下を叱るのは簡単だったと思います。ルールや前提が崩れるということがほとんどなかったからです。

したがって、自分が叱ることができないといって落ち込む必要はないのではないかと思います。むしろ叱らないでどうやって、甘い見方をしないように指導するかがポイントになると思います。

このような時代に必要なのは、誰もよくわかっていない、自分もよくわからないということを認めることから始めることだと思います。そして自分も結果を通じて学んでいるのだという事を示すことが必要なのです。

以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。