働くことを考えるブログ

充実した生活を送る

今日、働くことについて考えたこと(常識)

今日、働くことについて考えたことは、常識についてです。

働いていると、常識が人によって異なるなと思うことがあります。そのことについて考えてみました。

 

1.なぜ人によって常識が異なるのか

 

会社の統合などすると、それぞれの会社によって常識が異なり、もめることはよくあることです。また、海外にいくとビジネスの常識がまったく異なり、驚くこともしばしばあります。

海外だけでなく、忘れがちなのが世代によって、常識が異なる点も最近は注意しなくてはなりません。同じ日本人ですが、バブル世代、氷河期世代ゆとり世代では、常識が異なりますが、同じ日本人ということで常識が一緒だと思いがちですが、異なった常識を持ち合わせています。

なぜ常識が人によって異なるのかは、理由は2つあると思います。

一つ目は、生まれてきた環境が異なるからです。わかりやすい例でいえば気候が異なれば常識が異なります。日本は、だいたい7時ぐらいには日が暮れますが、スペインでは9時まで日が暮れない時期もあります。日中どうどうと昼寝する(シエスタ)文化がスペインにありますが、9時まで日が暮れないという前提であればシエスタも許されると思いますが、日本では、なかなか受け入れにくいと思います。環境によって、常識も異なるのです。

二つ目は、失敗体験です。成功体験というのは、成功した原因を詳しく分析されがちですが、何か失敗したとき、一般的に詳細まで分析することはありません。そのまま、触れずに、関係者のなかで、うやむやにされてしまうことが多いです。そして、うやむやにする方法、傷を深くにしないための常套句として「常識」が使われています。たとえば、社内横領した人がいて処分されたケースにおいて、その対策として、かならず書類を再鑑するフローをいれた場合に、横領の事件は時とともにうやむやになり、書類を再鑑するフローだけが残るケースの方が圧倒的に多いと思います。そいうときに「なぜ再鑑する必要があるのですか」というと「それは常識だ」と答えられたりします。

 

2.常識は人によって異なるという前提でいた方がよい

 

本来、常識という意味は、皆が共有する一般感覚ではありますが、人によって異なるものなのだと思った方が良いと思います。その際に必要なのは、寛容の精神です。自分にとって常識と思えるものが、相手にとっては常識ではないということを常に頭の中に入れておくことが必要です。自分の常識が常に正しいとは限らないのです。自分の常識と異なる常識に出会ったときに、寛容の精神をもって、対処すると、見方に幅が広がると思います。

 

 

以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。